10 CICS用ARTサーバーの再構築

次のコンポーネントのいずれかで更新がある場合、ART CICSサーバーを再構築する必要があります。

  • メジャーOSバージョン
  • Tuxedo
  • RDBMS: OracleまたはUDB
  • WebSphere MQ
  • COBOLコンパイラ:Micro Focus COBOLまたはCOBOL-IT
  • C++コンパイラ

次の項では、ART Server for CICSの再構築方法について説明します。

10.1 ART CICSサーバーの再構築

CICSサーバー・ビルド・ツールbuildartcicsを使用すれば、RMとしてOracleでサーバーを再構築できます。例:

buildartcics -r Oracle_XA -o ARTSTRN

このツールの詳細は、『Oracle Tuxedo Application Runtime for CICSリファレンス・ガイド』の「CICSランタイム・サーバー・ビルド・ツール」を参照してください

さらに、複数のCICSランタイム・サーバーを一度に生成するのに役立つ例として、makefile_sampleファイルが用意されています。

  1. <ART_INSTALL_DIR>/Cics_RT/toolsディレクトリを開きます。
  2. ORACLE_HOMETUXDIRKIXDIRおよびCOBDIR/COBOLITDIRなど、必要に応じて正しい環境変数を設定します。各環境変数の詳細は、『Oracle Tuxedo Application Runtime for CICSリファレンス・ガイド』の「CICSランタイム・サーバー・ビルド・ツール」を参照してください
  3. makefile_smapleALL_EXECUTABLESターゲットに含まれているすべてのサーバーが、必要なターゲット・サーバーであることを確認します。
  4. "gmake - f makefile_sample all"を実行します