9 UDBリンクの設定

この章のトピックは、次のとおりです:

9.1 UDBリンクの設定に関するインストール時間

CICSサーバー・ビルド・ツールbuildartcicsは、CICSランタイム・サーバーの生成を支援するために提供されています。CICSランタイム・サーバーは、OracleデータベースまたはUDB (LUW)データベースとリンクできます。

9.1.1 UDB用サーバーの再構築

提供されるサーバーはOracleとともに使用するように構築されます。このようなサーバーをUDB用に再構築するには、RMとしてUDB_XAbuildartcicsを実行します。例:

buildartcics -r UDB_XA -o ARTSTRN_UDB

このツールの詳細は、『Oracle Tuxedo Application Runtime for CICSリファレンス・ガイド』の「CICSランタイム・サーバー・ビルド・ツール」を参照してください

さらに、複数のCICSランタイム・サーバーを一度に生成するのに役立つ例として、makefile_sampleファイルが用意されています。

  1. <ART_INSTALL_DIR>/Cics_RT/toolsディレクトリを開きます。
  2. DB2DIRTUXDIRKIXDIRおよびCOBDIR/COBOLITDIRなど、必要に応じて正しい環境変数を設定します。各環境変数の詳細は、『Oracle Tuxedo Application Runtime for CICSリファレンス・ガイド』の「CICSランタイム・サーバー・ビルド・ツール」を参照してください
  3. makefile_smapleALL_EXECUTABLESターゲットに含まれているすべてのサーバーが、必要なターゲット・サーバー(*_UDB)であることを確認します。
  4. gmake -f makefile_sample allを実行します。

    ノート:

    UDBのリンク設定では、Tuxedo RMファイルに次の行があることを確認してください。

    UDB_XA:db2xa_switch_std:-L${DB2DIR}/lib64 -ldb2 -ldb2gmf