17.2.2.1.2 CATALOG DCS DATABASE

このコマンドは、リモート・ホスト(z/OSまたはOS/390)またはiSeries (OS/400)データベースに関する情報を、Database Connection Services (DCS)ディレクトリに格納します。これらのデータベースには、DB2 ConnectなどのApplication Requester (AR)を介してアクセスします。システム・データベース・ディレクトリのデータベース名と一致するデータベース名を持つDCSディレクトリ・エントリがあると、指定されたARが起動し、データベースが存在するリモート・サーバーにSQLリクエストを転送します。

ノート:

UNIX、Linuxなどの汎用システム上に存在するデータにアクセスする必要がある場合、CATALOG DATABASEだけを使用できる可能性があります。

CATALOG DCS DATABASEコマンドの構文は、次のとおりです。

catalog dcs database [ Database-name ] as [ Target-database-name ] with [comment-string ]

例:

db2 catalog dcs database db2wasa as qwa1 with "catalog the remote 
host database qwa1 to local db2wasa" 

CATALOG DCS DATABASEは、次のパラメータをとります。

Database-name
カタログ化するターゲット・データベースの別名を指定します。この名前は、リモート・ノードに関連付けられているデータベース・ディレクトリのエントリの名前と一致する必要があります。
Target-database-name
カタログ化するターゲット・ホストまたはiSeriesデータベースの名前を指定します。