1.5 Tuxedo ART for IMSの非端末アクセス・サポート
MPPによってエクスポートされたサービスへの非端末アクセスをサポートし、より多くのクライアントがMPPによってエクスポートされたサービスを使用できるように、この機能によってTuxedo ART for IMSの非端末アクセス・サポートが強化されています。ユーザーは、非端末アプリケーション(ネイティブのOracle Tuxedoクライアント、SALTクライアント、JCAクライアントなど)を介してTuxedo ART for IMSのMPPサービスを使用できます。
この機能は非端末tuxedoクライアント(ネイティブのTuxedoクライアント、SALTクライアント、JCAクライアントを含む)とMQアプリケーションの両方をサポートしています。
非端末tuxedoクライアントの場合、プログラミング・インタフェースが提供されます。クライアントは、次のプログラミング・インタフェースを使用して、MPPサービスにアクセスできます。
非端末Oracle Tuxedoクライアントと異なり、WebSphere MQアプリケーションはOracle Tuxedoクライアントではありません。MQメッセージ形式と、MQアプリケーションと従来のIMSアプリケーション間のメッセージ・フローは、WebSphere MQアプリケーション・プログラミング・ガイドですでに定義済です。IMS環境では、MQアプリケーションがMQ-IMSブリッジを使用して暗黙的なMQIサポートを有効にすることで、従来のIMSアプリケーションをリライト、再コンパイル、再リンクしなくても、WebSphere MQメッセージがそれらにアクセスできるようにします。この機能では、Oracle Tuxedo MQ Adapterを利用して、MQアプリケーションをOracle Tuxedoクライアントに変換します。