データをエンリッチする3つの方法
Oracle Account and Contact Enrichment by Dun & Bradstreet (D&B)サービスで、アカウントおよび担当者データをエンリッチする方法には次の3つがあります。
-
リアルタイム・エンリッチメント
この章で説明するように、「アカウント」ページおよび「担当者」ページで直接データをエンリッチできます。
リアルタイム・エンリッチメントでは、「設定と保守」作業領域の「Oracle Data as a Service属性マッピングとプリファレンスの管理」タスクで保守するREST APIおよびマッピングを使用します。
-
手動エンリッチメント
D&B serviceのUIで営業プロスペクティングを実行できます。ここには、他にもフィルタや検索の方法が用意されています。 次に、アカウント・レコードまたは担当者レコードをファイルにエクスポートし、そのファイルを営業アプリケーションにインポートします。
D&Bサービスには、編集可能なデフォルトのエクスポート・マッピングが含まれています。 営業アプリケーションではインポート・マッピングを編集できます。 『Account and Contact Enrichment by Dun & Bradstreetの使用』ガイドには、エクスポートおよびインポート・マッピングの詳細が説明されています。
-
バッチ・エンリッチメント
アカウントおよび担当者データを一括してエンリッチすることもできます。 一括エンリッチメントでは、「Oracle Data as a Service属性マッピングとプリファレンスの管理」で保守する場合と同じREST APIおよびマッピングを使用します。 ただし、この統合では、追加したカスタム・フィールドはサポートされません。
次に、このアーキテクチャを説明する図を示します。
-
D&Bサービスには、アカウントおよび担当者を含むファイルのエクスポートに使用できるマッピングが含まれています。 インポート管理を使用した営業アプリケーションへのファイルのインポートでは、インポート・マッピングが使用されます。
-
リアルタイム・エンリッチメント機能とOracle Customer Data Management (CDM)は両方とも、REST APIと、営業アプリケーションで更新可能なマッピングを使用します。 マッピングにより、UIに表示されるフィールドが決まります。
