割当情報の公開方法
割当処理では、公開済の割当構成およびルールのみが使用されます。 したがって、割当構成またはルールを変更するたびに、変更を公開する必要があります。
たとえば、新しい営業リード割当ルールを追加しても変更を公開しない場合は、次回割当処理が発生したときに、割当処理で新しいルールがスキップされます。
割当情報は、次の方法で公開します。
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「設定と保守」のアプリケーションの割当設定ページから公開します。 たとえば、「営業リード割当ルールの管理」ページまたは「営業割当マネージャ・オブジェクトの管理」ページで公開します。
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スケジュール済プロセス「割当データの公開、リフレッシュおよび同期化の実行」を実行します。
次の場合は、割当情報を公開することをお薦めします。
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割当オブジェクト、属性およびマッピングを含む割当構成を更新した場合。
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変更頻度が低い割当ルール、または割当ルールの数が少ない割当ルールを作成するか更新した場合。
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割当で使用するユーザー定義オブジェクトまたはフィールドを作成した場合。
割当設定ページを使用したデータの公開
割当データは、「顧客センター割当オブジェクトの管理」や「営業リード割当ルールの管理」など、割当オブジェクトおよび割当ルールの設定ページから公開できます。
割当データまたはルールを作成するか更新した後、該当する設定ページで「保存および公開」をクリックして割当情報を公開し、割当処理で使用できるようにします。 「保存および公開」ボタンをクリックすると、割当構成およびルール情報を公開するプロセスが発行されます。 公開プロセスのステータスをモニターするには、ページの「最終公開」テキストの横にあるリフレッシュ・アイコンをクリックします。
割当データまたはルールを更新したが公開していない場合は、「最終公開」テキストの横に警告アイコンが表示されます。 公開プロセスが失敗した場合は、このテキストの横に警告アイコンが表示されたままになります。
割当情報の公開プロセスを使用したデータの公開
「割当データの公開、リフレッシュおよび同期化の実行」スケジュール済プロセスを実行して、割当情報を公開できます。 このプロセスは、割当情報(割当ルールを含む)の変更頻度に基づいて、日次、週次などにスケジュールできます。 割当データが変更される頻度と、これらの変更を割当で使用できるようにすることがどの程度重要であるかを検討してください。
割当情報の公開プロセスは、多数の割当ルール(約100から1000)がある場合や、複数のユーザーが同時にルールを変更している場合に使用できます。
このプロセスを実行するには:
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をクリックします。
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「新規プロセスのスケジュール」ボタンをクリックします。
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「新規プロセスのスケジュール」ウィンドウで、「名前」リストから「割当データの公開、リフレッシュおよび同期化の実行」プロセスを選択し、「OK」をクリックします。
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「プロセスの詳細」ページで、「アプリケーション」リストからアプリケーションを選択します。
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「公開」チェック・ボックスを選択します。
ノート:「候補オブジェクト」および「所有者モジュール」フィールドは、このプロセスには適用されません。
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「発行」をクリックします。
このプロセスにより、選択したアプリケーションのすべての割当情報が公開され、割当処理で使用できるようになります。 「スケジュール済プロセス」ページを使用して、このプロセスをモニターし、ログ・ファイルを表示できます。