キャンペーン管理およびレポートの概要
Oracle Eloquaとも呼ばれるOracle Marketing Cloudで作成および更新されたキャンペーンやキャンペーン・メンバーなど、マーケティング関連のデータを営業アプリケーションに格納できます。
キャンペーン関連のデータがOracle Marketing CloudとOracle CX Salesの間で保守および同期されるため、キャンペーン管理およびレポートが大幅に向上します。
マーケティング・キャンペーンおよびキャンペーン・メンバーに関する有用な情報を「キャンペーン」ユーザー・インタフェースから表示できます。 キャンペーンUIによって、キャンペーンの有効性が可視化されて営業プロセスをサポートできます。 たとえば、特定のリードや担当者に関連するキャンペーンおよびキャンペーン・メンバーを表示して、営業をクローズするための重要なインサイトを得ることができます。
さらに管理者は、「リード」および「担当者」ユーザー・インタフェース・ページに「キャンペーン」サブタブおよび「キャンペーンに追加」ボタンを表示し、このサブタブに、マーケティング・キャンペーンに関するデータを表示して、関連するリードや担当者をキャンペーンに追加できます。 機能セキュリティ権限MKT_MANAGE_MARKETING_INTEGRATION_CAMPAIGN_MEMBERが、目的のユーザーまたはロールに割り当てられている必要があります。
ユーザーが他のオブジェクトにロールを追加せずにマーケティング・キャンペーンにのみアクセスできるようにする場合は、カスタム・アクセス・グループを作成できます。 アクセス・グループは、ユーザーにデータ権限を付与する代替方法であり、事前定義済のデータ・セキュリティ・ポリシーによって提供されるものとは異なるアクセス・パスを使用します。 詳細は、『Sales and Fusion Serviceの保護』ガイドの「カスタム・アクセス・グループの作成」のトピックを参照してください。
このトピックでは、アクセス・グループを作成する方法、オブジェクト共有ルールを作成してグループ・メンバーにオブジェクト・データへのアクセス権を付与する方法、およびグループにメンバーを追加する方法について説明します。 オブジェクト共有ルールには、キャンペーン・レコードへのフル・アクセス権を付与するすべてのマーケティング・キャンペーン事前定義ルールを使用します。 グループ・メンバーシップ・ルールを作成して、ユーザー名、ロール、組織などに基づいてアクセス・グループにメンバーを追加できます。 詳細は、『Sales and Fusion Serviceの保護』ガイドの「カスタム・アクセス・グループに対するメンバーシップ・ルールの作成」のトピックを参照してください。
営業アプリケーション内の次の場所から、担当者またはリードをマーケティング・キャンペーンに追加できます。
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「担当者の編集」ページの「キャンペーン」サブタブ
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「リードの編集」ページの「キャンペーン」サブタブ
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「キャンペーンの表示」ページの「キャンペーン・メンバー」サブタブ
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ワークスペースでの担当者およびリードの保存済検索ページ
キャンペーン要約データを使用して、関連するリード、担当者、商談および売上金額を表示します。 「キャンペーン・メンバー」サブタブを使用して、担当者およびリードをマーケティング・キャンペーンに追加し、すでに追加されている担当者またはリードのみを表示できます。 キャンペーンへの応答の合計数は、マーケティング・キャンペーンに応答したキャンペーン・メンバーの合計数を表し、「分析」サブタブからのみ表示できます。 キャンペーン・メンバーには、マーケティング・キャンペーンに送信または応答されたリードまたは担当者が含まれ、ステータスは「応答済」または「送信済」になります。 応答は、キャンペーン・メンバーが同じキャンペーンに複数回応答した場合でも、1回のみカウントされます。