処理プラン処理のモニター
処理プラン処理のモニター・スケジュール済プロセスを使用して、処理プランを開始するとともに、処理プラン内の処理のステータスおよび期日を評価および更新します。
エージェントは、1つ以上のアクション・プランをOracle CX Sales and Fusion Serviceオブジェクトに追加でき、各アクション・プランには、エージェントまたは他のOracle CX Sales and Fusion Serviceユーザーが実行するアクションのリストを含めることができます。
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アクション・プランの初期化時に、プラン内のすべての初期アクションが開始され、アクション・プランおよびプラン内のすべてのアクションの予測日が計算されます。
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プラン内のアクションがユーザーによって実行されると、アクション・プランのステータスとプラン内のアクションのステータスが更新されます。
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処理でオブジェクト(新規サービス・リクエストなど)の作成が必要な場合、処理では、そのステップのオブジェクトが処理プランに作成されます。
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プランに対してアクションが追加または削除されると、プランの予測日が更新されます。
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これらのすべてのシナリオでは、関連するすべての属性マッピングも実行されます。
使用する場合
このプロセスは、オブジェクト(サービス・リクエストなど)に関連アクション・プランがある場合に実行する必要があります。
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このプロセスには前提条件プロセスがありません。
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このプロセスを使用して、処理プランを開始したり、処理プラン内の処理のステータスおよび期日を評価および更新します。
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このプロセスが推奨どおりに実行されない場合、処理プランおよび関連オブジェクトに影響する可能性があります。
必要な権限
次の権限またはロールがあることを確認します:
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営業管理者ジョブ・ロール
開始する前に
このスケジュール済プロセスをスケジュールする前に、次の内容を確認してください:
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推奨頻度: 15分ごと。
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実行時間:
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実行時間は、評価されるアクション・プランの複雑さと数によって異なります。
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互換性:
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このスケジュール済プロセスの実行前または実行後に考慮する必要がある依存スケジュール済プロセスはありません。
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現在のスケジュール済プロセスの実行によってトリガーされる他のスケジュール済プロセス、ビジネス・プロセス、統合プロセスまたはイベントはありません。
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このスケジュール済プロセスの実行中に、サーバー・パフォーマンスに潜在的な影響はありません。
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このスケジュール済プロセスの単一インスタンスのみを実行できます。
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ビジネス・プロセスは、このスケジュール済プロセスの実行と並行して実行できません。
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このスケジュール済プロセスにはそれ自体との互換性がありません。
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パラメータ
スケジュール済プロセスが実行されるたびに、処理対象の特定の数のプランを問い合せます。 スケジュール済プロセスでは、これらの計画がサブリクエストの均等なバッチに分割され、各バッチは非同期サブプロセスで処理されます。
名前 |
オプションまたは必須 |
説明 |
値 |
ノート |
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SVC_AP_JOB_MAX_RECORDS |
オプション |
スケジュール済ジョブが処理するプランの合計数。 |
1000 |
最大値は1000で、1000より大きい値は1000として扱われます。 |
SVC_AP_JOB_THREADS |
オプション |
すべてのプランが均等に分割される非同期サブプロセスの最大数。 |
1~10 |
なし。 |
SVC_AP_JOB_BATCH_SIZE |
オプション |
各サブプロセスの最小プラン数。 |
20より大きい |
最大値なし。20より小さい値は20として扱われます。 |
トラブルシューティング情報
この情報を使用して、スケジュール済プロセスのトラブルシューティングを行います。
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「スケジュール済プロセス」ページで、ジョブの完了時にプロセス・ステータスが「成功」に変わります。
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スケジュール済プロセスが正常に実行されなかった場合、「スケジュール済プロセス」ページでプロセス・ステータスが「エラー」に変わり、スケジュール済プロセスが自動的に再起動します。 エラー・ステータスが続く場合、管理者はOracle Supportに連絡する必要があります。
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このスケジュール済プロセスは失敗後に再起動できますが、管理者が失敗の原因となる問題を調査することをお薦めします。