データ形式とデータ書式
データ書式は、組織内の住所書式および名前書式を定義し、それらを特定の地理に割り当てるために役立ちます。 アプリケーションは、これらの書式を使用して、パーティ名および住所情報を取得および検証します。
地理ベースの住所検証を使用するには、住所書式だけでなく、地理データを設定する必要があります。
データ形式
名前および住所の新しい形式を定義して、名前および住所形式の書式をカテゴリ化できます。 データ形式(郵送先住所や連結名前など)によって、名前および住所形式の書式がカテゴリ化されます。 アプリケーションでは、データ形式を使用して、エンティティが書式設定された特定の方法または状況を識別します。 たとえば、特定の名前および住所形式のみがユーザー・インタフェースに表示されるようにアプリケーションを構成できます。
データ書式
データ書式を使用して、パーティ住所およびパーティ名のデータ品質を確保します。 住所書式は、国固有の書式設定で住所要素を表すために使用され、ユーザーによる住所の入力時に役立ちます。 たとえば、HCMでは、追加の課税住所の書式を使用し、CX Salesや売掛/未収金などの他のアプリケーションでは、郵送先住所書式を使用します。 しかし、これらの書式はアプリケーションごとに事前定義されており、書式は変更できません。 また、同じ形式の国に対して複数の住所書式を設定することはできません。 この住所書式では住所検証のスコープも指定されます。 住所書式は、データインポート・レベルで、住所検証用の地理データにリンクされます。 たとえば、パーティの住所を作成または編集するときに、国を選択するとその国の住所書式が表示されます。
名前書式を使用すると、名前のコンポーネントが分解されて格納されます。 名前書式を使用して、様々な異なる形式のコンポーネントから名前の表示を構成できます。 特定の地理に必要なカナ名を格納することもできます。
データ書式では、コンポーネントとして格納することによって、パーティ住所およびパーティ名の格納が簡略化されます。 地理に対して住所および名前書式を設定した後は、書式を使用して住所および名前データを検証できます。