Groovyスクリプトまたはオブジェクト・ワークフローを使用して設定されたEメール通知に顧客が応答した場合に、新しいSRが作成されないようにするにはどうすればよいですか。
サービス・アプリケーションによって生成されたすべてのアウトバウンドEメールについて、メッセージIDは、Eメールの最後に{##Messageid##}
という形式で自動的に追加されます。 このようなアウトバウンドEメールに応答したり転送すると、アプリケーションはこれらの値を使用して親SRを識別します。
ただし、SRの解決時にEメール通知を送信するGroovyスクリプトまたはオブジェクト・ワークフローを作成したとします。 また、この通知のメッセージの最後に{##Messageid##}
タグまたは{##SrNumber##}
タグはありません。 そのため、顧客のSRが解決されると、識別タグなしで通知を受け取ります。 次に、問題が顧客のために繰り返されるとします。 以前のメール・スレッドに返信するかわりに、この通知に応答する場合があります。 その後、通知の最後にタグが含まれていないため、アプリケーションは元のSRを識別できません。 そのため、アプリケーションはそれを新しいSRとみなします。 その通知をアプリケーションに転送した場合も、同じ問題が発生します。
このような状況でアプリケーションが新しいSRを作成しないようにするには、次のことを実行する必要があります。 アウトバウンドEメール通知のメッセージ・コンテンツの最後に、{##MessageId##}
形式のメッセージIDまたは{##SrNumber##}
形式のSR番号を追加してください。
ノート: これらのタグの正確なフォーマットは、インバウンド電子メールからSRが作成された後に送信される確認電子メールのサンプルから確認できます。