サプライヤ・アクセスの管理
サプライヤに対してネゴシエーションへの参加依頼を行う場合、明細レベルでアクセスを管理できます。 明細へのアクセス権をサプライヤに付与しないと、サプライヤ担当は明細を参照できず、結果としてその明細に応答できません。
サプライヤには少なくとも1つの明細へのアクセス権を付与する必要があります。
サプライヤ・アクセスの定義
この例では、カテゴリ・マネージャは見積依頼を定義してVisionのサプライヤとネゴシエーションしています。 ネゴシエーションに定義されている明細のうち2つを次に示します。 カテゴリ・マネージャは、過去のパフォーマンスを考慮し、明細1の見積依頼対象からBWP Distributors, Inc.を除外し、明細2の見積依頼対象からOffice Supplier, Inc.を除外しようと考えています。 アクセス権の付与結果を次の表に示します。
次の表は、カテゴリ・マネージャによって定義されたサプライヤ・アクセス制限を示しています。
明細番号 |
Office Supplies, Inc. |
BWP Distributors, Inc. |
M and H International |
---|---|---|---|
office credenza 50 EA |
あり |
なし |
あり |
printer paper 500 BOX |
なし |
あり |
あり |
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ネゴシエーションへの参加依頼リストに3つのサプライヤを追加した後、カテゴリ・マネージャは、Office Supplies, Inc.の行を強調表示し、「処理」メニューから「明細アクセスの管理」オプションを選択します。
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「サプライヤ: 明細アクセスの管理」ページで、ネゴシエーション明細2のチェック・ボックスの選択を解除し、「保存してクローズ」をクリックします。
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「サプライヤ: 明細アクセスの管理」ページが再び表示されたら、同じ手順を使用して、ネゴシエーション明細1へのBWP Distributors Inc.のアクセスを制限します。 M and H Internationalに対してはデフォルトで両方のネゴシエーション明細へのアクセスが許可されるため、カテゴリ・マネージャはこれらのアクセス権指定を変更する必要はありません。