2ステージ見積依頼の要件の作成
2ステージ見積依頼を行うには、まず、見積依頼文書を作成する必要があります。 この文書には、2つ以上の特別な要件セクションが含まれます。 セクションごとに、そのセクションが技術要件セクションなのか商業要件セクションなのかを指定します。
技術要件セクションには、サプライヤが見積依頼を完了するために必要となる、すべての技術仕様が含まれます。 商業要件には、購買組織がサプライヤから必要となる、すべての財務情報が含まれます。
2ステージ見積依頼の作成は、通常の見積依頼の作成と同様です。 主な違いは、各要件セクションに対して、技術セクションなのか商業セクションなのかを指定することです。
2ステージ見積依頼の要件の作成
要件を作成するときに、事前定義済のセクション名を使用するか、新しいセクション名を作成できます。 ただし、いずれの場合も、各セクションが技術セクションなのか商業セクションなのかを指定する必要があります。
まず、次のようにして技術要件を定義します。
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見積依頼を作成します。 「ネゴシエーションの作成」ダイアログ・ボックスで、2ステージ見積依頼に対応しているネゴシエーション形式を選択します。ダイアログ・ボックスが更新されたら、「2ステージ評価」チェック・ボックスを選択します。
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作成する見積依頼に適切な、一般、条件、コラボレーション・チームの各値を入力します。 「要件」をクリックします。
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「ネゴシエーションの編集: 要件」ページで、事前定義済セクションを使用するには、「事前定義済セクションの追加」をクリックします。新しいセクションを作成するには、「セクションの追加」ボタンをクリックするか、「要件」セクションの「処理」メニューから「セクションの追加」オプションを選択します。
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ページが更新されたら、事前定義済セクションを使用する場合は、要件の値リストから値を選択します。新しいセクションを作成する場合は、新しいセクションの名前を入力します。
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該当するセクションについて、「評価ステージ」メニューから「技術」または「商用」を選択します。
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技術仕様を完全に記述するために必要となるすべての要件を作成します。 各セクションが技術セクションなのか商業セクションなのかを必ず指定します。 他の評価者が要件への応答を表示およびスコアリングできるようにする場合は、「スコア」値を「手動」として定義します。 また、デフォルト最大スコアをそのまま使用するか、新しい値を入力します。
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技術要件と商業要件を作成したら、ネゴシエーション文書の残りの部分を引き続き作成します。