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購買依頼に対する資金の予約方法

予算管理は購買依頼に使用できます。 管理予算設定に基づいて、作成者が購買依頼を発行したときや購買依頼が承認されたときに資金が予約されます。

長期の承認プロセスを必要とする購買依頼について、購買依頼が発行されたときに資金を予約すると、使用可能な資金が他のトランザクションによって消費されないことが確実になります。

購買依頼の予算引当の主な側面は、次のとおりです。

  • 購買依頼に対する資金の予約方法

  • 予算引当に必要な設定

  • 予算引当会計と発行時の予約が相互に及ぼす影響

  • 購買依頼が承認されない場合に、予約された資金がどうなるか

  • 予算内に使用可能な資金がない場合にできること

資金の予約方法

予算引当は、購買依頼を発行するとき、または購買依頼が承認された後に自動的に行われます。 管理予算は、配分レベルで指定された勘定科目、予算日およびプロジェクトの内容に基づいて、購買依頼明細に適用されます。 資金は、予算管理の対象となる購買依頼が発行または承認されたときに管理予算の設定に基づいて予約されます。

ノート: インポート済購買依頼の場合は、購買依頼の承認後に資金を予約するか、FBDIまたは購買リクエストWebサービスを使用して未完了の購買依頼をインポートし、完了後に承認のために発行し、発行時に資金を予約できます。

予算引当に必要な設定

元帳、元帳に割り当てられたビジネス・ユニット、プロジェクト、トランザクション・タイプおよび仕訳ソースとカテゴリに対して予算管理を使用可能にできます。

組織では、購買依頼の発行または購買依頼の承認のどちらの時点で購買依頼に対して資金を予約するかを選択できます。 「設定および保守」作業領域で、「財務」機能領域にある「予算管理および予算引当会計の管理」オファリングの「予算管理の管理」タスクを使用します。

購買依頼トランザクション・タイプには、次のトランザクション・サブタイプに対して予算管理および予算引当会計を使用可能にできます。

トランザクション・タイプ トランザクション・サブタイプ 摘要
購買依頼

費用を計上するための非プロジェクト社内資材転送

プロジェクト詳細なしでの費用宛先への社内資材転送です。 会社間転送は含まれません。

購買依頼

費用を計上するためのプロジェクト社内資材転送

プロジェクト詳細ありでの費用宛先への社内資材転送です。 会社間転送は含まれません。

購買依頼

サプライヤ購買のための購買依頼

プロジェクト詳細あり、またはなしでの費用宛先への購買依頼、およびプロジェクト詳細なしでの在庫品搬送先への購買依頼です。 バック・トゥ・バック、直接出荷および製造の搬送先タイプ、外注加工、調達カードを使用した購買依頼など、サプライ・チェーン統合フローの購買依頼は含まれません。

ノート:

トランザクション・サブタイプのいずれかをオフにしても、ビジネス・ユニットが予算管理に対してまだ有効になっている場合、購買依頼明細とその配分は「適用不可」資金ステータスになります。 予算管理がBUレベルで使用可能になっている場合は、すべてのトランザクションが予算管理の対象となります。 ただし、トランザクション・サブタイプ・レベルでオフにすると、トランザクションには、トランザクションに適用可能な管理予算がない場合と同じ、適用不可の資金ステータスが設定されます。

予算引当会計と発行時の予約が相互に及ぼす影響

予算引当会計は、購買依頼の発行時ではなく購買依頼の実装時にのみ作成されます。

ノート:

「会計の作成」プロセスを使用して、Oracle Fusion General Ledgerに発行する仕訳を生成します。 このプロセスでは、総勘定元帳に予算引当仕訳が作成されます。

購買依頼が承認されていない場合にどうなるか

発行時に資金が予約された購買依頼が承認プロセス中に否認された場合、以前予約された資金はリリースされ、予算に戻されます。

資金が使用できない場合にどうなるか

購買依頼に予算を使用できないとき、次のすべてのことに該当する場合は、資金上書きを要求して制約を解消できます。

  • 「予算管理上書きの要求」セキュリティ権限があります。

  • 管理予算に対して資金上書きが有効になっています

  • 管理予算全体の上書き限度を超過しません

  • 管理予算の上書きルールに基づいて、トランザクションに対する資金上書き承認者を識別できます

  • 依頼者または承認者として、「予算管理上書きの要求」セキュリティ権限があります。

自分が承認者であり、必要なセキュリティ権限を持っている場合は、上書きを要求することもできます。

資金上書きプロセスでは、資金上書き要求、資金上書き承認および承認時の上書きによる資金の予約をサポートしています。

予算管理された購買依頼の編集方法

承認者は、アプリケーションに対して「承認者による予算管理された購買依頼の更新を許可」機能が有効になっている場合、作成者が送信した予算管理された購買依頼を編集できます。 勘定体系、プロジェクト詳細、オーダー数量などを編集できます。 編集済の予算管理された購買依頼を送信すると、予算チェックが実行され、予算管理構成に応じて、発行または承認のいずれかで予算引当が処理されます。

予算チェックが失敗した場合は、対応するエラー・メッセージが表示されます。 購買依頼を否認すると、資金がまだ予約されていない場合は資金が予約されず、購買依頼は送信されません。

「予算管理上書きの要求」セキュリティ権限がある場合は、上書きを要求できます。

予算管理分析アカウント・アクティビティは、どのアクティビティが予算を消費しているかを把握するのに役立つOracle Analytics Publisherレポートです。 承認プロセスで予算管理および予算引当会計が有効になっている購買依頼を承認者が編集すると、レポートで次のエントリが作成されます。

承認者による処理

トランザクション処理

承認者が「編集」ボタンをクリック

購買依頼の取下げ

承認者が「残余予算チェック」ボタンをクリック

購買依頼のチェック

承認者が「発行」ボタンをクリック

購買依頼の発行