観点
観点は、階層的に編成された、関連する値のセットです。 ルート値(他のすべての値が関連している値)は、組織、リージョン、規制コードまたは意味のあると思われるその他の概念になる場合があります。
個々の観点値をレコードのリスト内でのソートおよびフィルタリングに使用するには、個々のオブジェクト・レコードに割り当てます。
-
Oracle Fusion Cloud Financial Reporting Complianceでは、プロセス、リスク、コントロールおよびアセスメントに観点値を割り当てられます。
-
Oracle Fusion Cloud Advanced Controlsでは、モデル、拡張コントロールおよびインシデントに観点値を割り当てられます。
-
観点値をOracle Fusion Cloud Access Certificationsのコンポーネントに割り当てることはできません。
たとえば、「組織」の観点には、会社の構造をマップする値を含めることができます。 組織の直属の子に部署があり、各部署がビジネス・ユニットのセットの親になる可能性があります。それ以降も同様です。 このようにして会社は、個々のリスク、コントロールまたは他のオブジェクトを、それらが適用されるディビジョン、ユニットまたは他の企業エンティティに関連付けることができます。
Oracle Financial Reporting Complianceでは、観点は、アセスメントに携わる人々にどのようにアセスメントを配布する方法の決定にも関与します。 特定のプロセス、リスクまたはコントロールの場合は、オブジェクトに割り当てられた観点値ごとに1つずつ、重複アセスメントを開始できます。 その後、重複ごとに査定者、レビュー担当者、承認者およびビューアの個別セットを選択できます。 各セットは、観点値が表す対象についての観点からオブジェクトを評価します。