インポート・マップを使用した品目データのインポート方法
インポート・マップを使用して、様々な外部ソースからOracle Product Hubに品目データをアップロードできます。
レイアウトが製品ハブのマスター・データに正確には対応していない外部データ・ソースを使用するには、カンマ区切り値(CSV)ファイルとExtensible Markup Language (XML)ファイルからマスター・データにソース・データをマップできます。
「インポート・マップの管理」ページでのインポート・マップの作成時または編集時にCSV、XMLまたはネストされたXMLソース・データ・ファイルを指定した場合、ファイル・データは製品ハブに直接アップロードされませんが、最初に品目バッチにアップロードされます。 ソース・データは、インポート・マップを使用して「品目バッチの管理」ページからアップロードできます。
次の手順を使用して、インポート・マップを作成するか、既存のインポート・マップを編集できます。
Oracle Fusion Applicationsの別のインスタンスからインポート・マップの設定データをインポートすることもできます。 詳細は、ここで示されている、オファリングまたは機能領域を使用した設定データのインポートに関するトピックを参照してください。
インポート・マップの作成または編集
次のようにしてインポート・マップを作成または編集します。
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アクセス権限に応じて、次の方法でインポート・マップを作成または編集できます。
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「製品情報管理」作業領域で、パネル・ドロワーから「インポート・マップの管理」タスクを選択します。
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「設定および保守」作業領域で、「インポート・マップの管理」タスクを使用します。
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オファリング: 製品管理
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機能領域: 品目
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タスク: インポート・マップの管理
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インポート・マップを作成するには、ツールバーで「作成」アイコンをクリックするか、メニューから を選択します。
既存のマップを編集するには、マップを検索して選択し、ツールバーで「編集」アイコンをクリックするか、メニューから を選択します。
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インポート・マップの作成または「インポート・マップの編集」ページで、次のインポート・マップ情報を指定します。
UI要素
摘要
インポート・マップ
インポート・マップの名前を入力します。 このフィールドは必須です。
摘要
インポート・マップの摘要を入力します。
品目区分
インポート・マップに関連付ける品目区分を選択します。
この品目区分は、インポートのために品目バッチにアップロードされるデータ・ファイルで品目区分が指定されていない品目に関連付けられます。 「外部」チェック・ボックスを選択している場合は、Oracle Product Hubポータルでこのインポート・マップを表示するためにも、この品目区分が使用されます。
ソース・マップ
オプションで、インポート・マップ詳細の継承元とする既存のインポート・マップを選択します。
ソース・マップが選択されている場合は、現在のマップの「データ・マップ」セクションに、継承された品目マッピング情報が入力されます。 追加のソース・データをマップすることもできますが、継承された品目マッピング詳細を編集または削除することはできません。
外部
サード・パーティの外部サプライヤに対してマッピングを使用できることを指定する場合に選択します。
サプライヤ
このオプションは、「外部」を選択している場合に表示されます。
「サプライヤの管理」アイコンをクリックして「サプライヤの管理」ダイアログ・ボックスを開き、インポート・マップを定義するサプライヤおよびインポート・マップを表示できるサプライヤを選択します。
「サプライヤの管理」ダイアログ・ボックスに追加することで、複数のサプライヤを指定できます。 サプライヤを指定しない場合、インポート・マップはすべてのサプライヤに表示されます。
アクティブ
インポート・マップを使用可能にする場合に選択します。
ソース・ファイル情報の指定
次の表に示す情報を「ソース・ファイル」セクションに指定します。
UI要素 |
摘要 |
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ファイル・タイプ |
データをアップロードするために使用するソース・ファイル・タイプを指定します。 オプションは、「テキスト」、「XML」、「ネストされたXML」です。 |
デリミタ |
ソース・データ・ファイルで使用するデリミタのタイプを指定します。 オプションは、「カンマ」、「タブ」、「コロン」、「セミコロン」、「パイプ」、「スペース」、「その他」です。 |
日付書式 |
日付の書式を選択します。 |
タイム・スタンプ書式 |
タイムスタンプの書式を選択します。 |
エンコーディング・タイプ |
ファイル・エンコーディング形式を指定するオプションを選択します。 オプションは、US-ASCII、ISO-8859-1、UTF-8、UTF-16BE、UTF-16LE、UTF-16となります。 |
アップロード元 |
ソース・データのアップロード元として、「デスクトップ」、「URL」または「ネットワーク」を選択します。 ソース・データ・ファイルの場所を指定します。
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テンプレート |
インポート・マップに対して生成されるMicrosoft Excelテンプレートを表示します。 |
ソース・データおよびマスター・データ属性のマップ
「ソース・データ」表には、ソース・ファイルのデータ列が表示されます。 「マスター・データ」表には、Oracle Product Hubで使用可能な品目属性が表示されます。 単一のインポート・マップで、複数の異なる品目区分からの属性をマップできます。 1つのソース・マップ属性を複数のマスター・データ属性にマップすることはできますが、逆はできません。 ソース・データ属性に対して、複数のソース・データ属性を組み合せるための式を作成して、その式をマスター・データ属性にマップできます。
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「マスター・データ」表で、「品目区分」フィールドのオプションを選択して、マスター・データ属性を表示およびマップする品目区分を指定します。 デフォルトの品目区分は「ルート品目区分」です。
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「マスター・データ」表で、ソース・データ属性をマップするマスター・データ属性を見つけます。
階層属性ツリーを展開して属性を探します。 マスター・データ・リストの上の検索フィールドに属性名のすべてまたは一部を入力して、属性を検索することもできます。 「次」および「前」コントロールをクリックして、属性の複数の出現箇所を探します。
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ソース・データ属性をマスター・データ属性にマップするには、「ソース・データ」表の「ソース・データ列」から、マップされていない行を「マスター・データ」表の属性にドラッグ・アンド・ドロップします。
または、「ソース・データ」表のデータ列を選択し、「OK」をクリックします。 を選択して、「マスター列の選択」ダイアログ・ボックスでマスター・データ属性を検索して選択し、
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変換式を使用してソース・データを操作する場合は、次の手順を実行します。
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ソース・データ列を選択し、ツールバーで「式の作成」をクリックするか、メニューから を選択します。 「式の作成」ページが表示されます。
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「選択」をクリックして、式をマップするマスター・データ列を指定します。 「マスター列の選択」ダイアログ・ボックスが表示されます。
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マスター・データ列を検索して選択し、「OK」をクリックします。
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「関数」タブで関数を選択し、「挿入」をクリックします。 「式の作成」ページの下部にあるペインに式テンプレートのテキストが表示されます。
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式テンプレートで、属性を追加する位置にカーソルを置き、「ソース列」タブでソース属性を選択して、「挿入」をクリックします。 列が式に追加されます。
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式の書式に必要な列を挿入して、必要な式を作成します。 式テンプレートからプレースホルダ・テキストを削除します。
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「OK」をクリックして式を作成し、マスター・データ属性にマップします。 「式の作成」ページが閉じ、作成した式が「インポート・マップの作成」ページの「ソース・データ」表の「式」列に表示されます。
ノート:または、式を保存して同じソース・データ列に別の式を作成するには、「式の作成」ページで「適用して別の作成」をクリックします。
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「データのプレビュー」セクションで、「リフレッシュ」アイコンをクリックするか、メニューから を選択します。 マップされたデータが表に移入されます。 マッピングの結果をプレビューし、必要に応じて変更できます。
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インポート・マップのMicrosoft Excelテンプレート(スマート・スプレッドシートとも呼ばれます)を作成する場合は、「テンプレートの生成」をクリックします。
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「保存」をクリックします。
スマート・スプレッドシートの生成
製品データ・スチュワードは、インポート・マップのスマート・スプレッドシートを生成できます。 このスプレッドシートによって、製品ハブにデータをインポートするために使用されるデータ・ファイル作成時のデータ入力エラーを削減できます。 このスプレッドシートには、インポート・マップにマップされる属性と、それぞれの有効な値のリストおよびメタデータ情報(データ型、最大長および精度など)が含まれます。 スプレッドシートに入力されたデータは、属性メタデータに対して検証されます。 次に、データ・ファイルは、移入されたスプレッドシートから生成できます。これらのスプレッドシートを使用して、製品ハブにデータをインポートできます。生成されたスマート・スプレッドシートは、生成時に使用可能な属性メタデータのみを取得します。 そのため、Smart Excelの生成後に属性メタデータが編集された場合は、スマート・スプレッドシートを再生成する必要があります。
スマート・スプレッドシートを作成する方法を次に示します。
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インポート・マップの「ソース・データ」リージョンで「テンプレートの生成」ボタンをクリックします。
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「テンプレートの生成」ダイアログ・ボックスで、スプレッドシートを生成する言語を選択します。
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「生成」をクリックします。 言語固有のスマート・スプレッドシートが生成され、インポート・マップに添付されます。 マップの「ソース・ファイル」リージョンの「テンプレート」フィールドのリンクを使用してテンプレートをダウンロードします。
次の点に注意してください。
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256列を超えるスマート・スプレッドシート・テンプレートは作成しないことを強くお薦めします。 テンプレートに存在する列の数が256を超える場合は、スプレッドシートを開くときにマクロ対応ワークブック(
.xlsm
ファイル)として保存するよう求められます。 -
大きな値リストを含む列が複数ある場合、スマート・スプレッドシートを開くのに時間がかかります。
次のいずれかの方法でスマート・スプレッドシートを再生成できます。
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「インポート・マップの編集」ページの「生成」ボタンをクリックして、インポート・マップを保存する
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「インポート・マップ・テンプレートの再生成」スケジュール済プロセスを実行します。
このプロセスをスケジュールするときは、次のオプションを選択します:
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品目区分:空白の場合、テンプレートは、「インポート・マップ 」および「言語」フィールドの選択内容に応じて生成されます。 品目区分を選択すると、その品目区分のインポート・マップおよび子品目区分のテンプレートが生成されます。 デフォルトでは品目クラスは選択されません。
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インポート・マップ: デフォルトは「テンプレートあり」です。
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「テンプレートあり」を選択してテンプレートを含むインポート・マップの場合のみテンプレートを再生成します。
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すべてのインポート・マップのテンプレートを再生成する場合は、「すべて」を選択します。
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言語:スプレッドシートを再生成する言語、またはインストールされているすべての言語を選択します。 選択しない場合、テンプレートは「インポート・マップ」フィールドの影響を受けるインポート・マップに存在する言語に対してのみ生成されます。 デフォルトでは、言語は選択されません。
これらのプロセス・オプションの選択は、テンプレートを生成するかどうかに関する一連の基準(つまり、品目区分とインポート・マップおよび言語)とみなされます。
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Macでスマート・スプレッドシートを使用している場合:
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スマート・スプレッドシートから自動的に生成されたデータ・ファイルが、スプレッドシートを含むフォルダに保存されます。
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インポート・マップにマップされている属性の数が256を超える場合は、スマート・スプレッドシートをマクロ対応ワークブック(
.xlsm
ファイル)として保存してから使用する必要があります。
スマート・スプレッドシートを使用したデータの追加、データ・ファイルの生成またはデータのアップロード
スマート・スプレッドシートには、インストラクション・シートとデータ・シートの2つのシートが含まれています。 インストラクション・シートには、データを検証し、データ・ファイルを生成し、データをインポート用の品目バッチにアップロードするための情報が記載されています。 データ・シートはデータ入力用のシートです。 これは、品目バッチとスポーク・システム、スプレッドシートの生成に使用されたインポート・マップの名前も提供します。 スマート・スプレッドシートが外部としてマークされたインポート・マップ用に生成された場合、これらの属性はスマート・スプレッドシートに表示されません。
スプレッドシートが「品目の管理」ページまたは「品目の参照」ページから生成された場合は、次のようになります。
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品目バッチ名は自動生成されます。
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スポーク・システム名は、製品情報管理データ・ハブ・スポーク・システムです。
「インポート・マップの編集」ページからスプレッドシートをダウンロードした場合は、品目バッチ名とスポーク・システム名が空白になります。
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インポート・マップ名を変更した場合、指定したインポート・マップがデータ・ファイルの生成や品目バッチへのデータのアップロードに使用されなくなります。 この属性は情報提供のみを目的としています。
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品目属性には10000までの値がスマート・スプレッドシートにドロップダウン・リストとして表示されます。
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スマート・スプレッドシートはMac上の32ビットMicrosoft Officeでは動作しません。64ビットMicrosoft Officeが必要です。
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スマート・スプレッドシートはMicrosoft Excel 365で動作保証されています。 スプレッドシートは、Microsoft社が現在サポートしているExcelバージョンでのみサポートされます。
スマート・スプレッドシートでのデータの追加と検証
スマート・スプレッドシートにデータを入力する場合は、各列ヘッダーのバブル・テキストを参照し、列に入力するデータおよびデータ型の説明を確認してください。 データを追加したら、アドイン・タブの「検証」をクリックしてデータを検証します。 エラーがあるセルは強調表示されます。 列ヘッダーのバブル・テキストをクリックし、エラーの内容を確認して修正します。 必須属性に値が入力されていない場合、警告が表示されます。 すべてのエラーと警告を解決してから、「検証」をクリックしてエラーがないことを確認します。
「品目の管理」ページまたは「品目の参照」ページからスマート・スプレッドシートが生成された場合は、次のようになります。
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MM/DD/YYYY形式で日付属性を入力します。
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タイムスタンプ属性をYYYY-MM-DDTHH:mm:ss.SSS-Z形式で入力します。 SSSはミリ秒を表し、ZはUTCタイムゾーンを表しています。 たとえば、2001-07-04T12:08:56.235-0700です。
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改訂有効日はUTCタイムゾーンで表示されます。
データの検証後、データ・ファイルを生成するか、データをインポート用の品目バッチにアップロードできます。
データ・ファイルの生成
データ・ファイルを生成するには、アドイン・タブのデータ・ファイルの生成をクリックします。 このデータ・ファイルを使用してデータを製品ハブにインポートします。
スマート・スプレッドシートでの変更オーダーおよび新規品目要求オプションの設定
スマート・スプレッドシートから品目バッチに品目データをアップロードする前に、スマート・スプレッドシートで変更オーダーおよび新規品目要求オプションを設定できます。 これらのオプションの表示は、「スマート・スプレッドシートの品目バッチ・オプション使用可能」プロファイルのオプションによって異なります。 このプロファイル・オプションが有効な場合、アップロード時にアクセス・トークンを指定した後、「品目バッチ・オプション」ダイアログ・ボックスが表示され、そこで変更オーダーおよび新規品目要求設定を指定できます。 アクセス・トークンがすでに提供され、まだ有効な場合は、「品目バッチ・オプション」ダイアログ・ボックスが直接表示されます。
これらの変更オーダーおよび新規品目要求バッチ・オプションは、「品目バッチの管理」ページからの品目バッチの編集中に表示されるバッチ・オプションの「編集」ダイアログと同じです。
これらのオプションの初期値は、作成または更新される品目バッチの「スポーク・システム」設定から移入されます。
「品目データ変換モード使用可能」プロファイル・オプションの値が「はい」に設定されている場合、「品目バッチ・オプション」ダイアログ・ボックスは表示されません。
「スマート・スプレッドシートの品目バッチ・オプション使用可能」と「品目データ変換モード使用可能」の両方のプロファイル・オプションが「はい」に設定されている場合、「品目データ変換モード使用可能」プロファイル・オプションが優先され、「品目バッチ・オプション」ダイアログ・ボックスはスマート・スプレッドシートに表示されません。
「スマート・スプレッドシートの品目バッチ・オプション使用可能」プロファイル・オプションは、デフォルトで「いいえ」に設定されています。
インポート用の品目バッチへのデータのアップロード
スマート・スプレッドシート内のバッチ名およびスポーク・システム名に基づいて、データが品目バッチにアップロードされます。 これらの名前は要件に応じて変更できます。 品目バッチ名が存在しない場合は、バッチが作成され、そのバッチにデータがアップロードされます。
スマート・スプレッドシートから品目バッチにアップロードできるのは10000行までです。 10000を超える行がある場合は、スマート・スプレッドシートからデータ・ファイルを生成し、「品目バッチの管理」ページから品目バッチにアップロードする必要があります。
インポート用の品目バッチにデータをアップロードするには:
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アドイン・タブでデータのアップロードをクリックします。
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データのアップロード・ダイアログ・ボックスで、「アクセス・トークンの生成」をクリックします。 製品ハブにログインしていない場合は、「アクセス・トークンの生成」をクリックした後にログインする必要があります。
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「アクセス・トークンの生成」ページで、「アクセス・トークンの生成およびコピー」をクリックします。 アクセス・トークンがクリップボードにコピーされます。
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データのアップロード・ダイアログ・ボックスにアクセス・トークンを貼り付け、データのアップロードをクリックします。
アップロードの進捗状況が表示されます。 アップロード・プロセスが完了すると、アップロードされた行数とバッチ番号が表示されます。
ノート:Macを使用している場合は、「データのアップロード」ダイアログ・ボックスの「アクセス・トークンの貼付け」をクリックしてアクセス・トークンを貼り付けます。
重要ポイント
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検証せずにデータをアップロードし、データにエラーや警告が含まれていた場合は、対象のセルが強調表示されます。 すべてのエラーおよび警告を解決して、データを再度アップロードします。
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データに変更を加えてデータのアップロードをクリックすると、アップロードが開始されます。アクセス・トークンを再度指定する必要はありません。 ただし、スプレッドシートを一度閉じて開いた場合、データをアップロードするためにアクセス・トークンを生成する必要があります。
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品目バッチ名属性で指定された名前のバッチが存在しない場合は、その名前の新しいバッチが作成され、そのバッチにデータがアップロードされます。
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スマート・スプレッドシートが「一括更新」処理を使用して生成された場合、作成されたバッチは一括更新タイプのバッチです。 スマート・スプレッドシートが「インポート・マップの編集」ページから生成された場合、作成されたバッチはインポート・タイプのバッチです。
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外部インポート・マップのスマート・スプレッドシートでは、スマート・スプレッドシートから品目バッチにデータを直接アップロードできません。
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Macでスマート・スプレッドシートを使用して品目バッチにデータをアップロードする場合、スマート・スプレッドシートにマルチバイト文字が含まれている場合は、データがアップロードされる前に、システムでデータ・ファイルを生成およびアクセスするための追加の権限を付与するように求められます。 データが品目バッチにアップロードされるには、この権限を付与する必要があります。
- 付加フレックスフィールド属性は、テンプレートにフリー・テキストとして表示されます。 付加フレックスフィールド属性に有効な値は表示されません。
- 依存値セットは、テンプレートに依存値を表示しません。 値セットのすべての値がテンプレートのドロップダウンに表示されます。
- データをアップロードする場合:
- アップロード中のエラーを最小限に抑えるために、日付および日時書式がインポート・マップ設定と一致していることを確認してください。
- 数値小数点セパレータおよびグループ化セパレータは、ユーザー・ロケールに基づいて適用されます。 アプリケーション・ユーザー・プリファレンスは考慮されません。
トランザクション・タイプの使用
インポート・マップで属性「トランザクション・タイプ」を使用して、インポートを制御できます。
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すべてのスポーク・システムで、インポート・マップを使用して品目データをインポートするときに、「トランザクション・タイプ」属性の値をCREATE、UPDATE、SYNCまたはDELETEに指定することで、品目エンティティを作成、更新、同期または削除できます。 FBDIを介して削除できる品目エンティティのみ、インポート・マップを介しても削除できます。
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Oracle Product Hubでインポート・マップを使用してデータを品目バッチに直接アップロードする場合、「トランザクション・タイプ」属性の有効な値は、CREATE、UPDATE、SYNCおよびDELETEです。 DELETEトランザクション・タイプは、FBDIを介して削除できる品目エンティティでのみサポートされていることに注意してください。
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製品ハブ・ポータルで製品アップロードを使用してデータをアップロードする場合、「トランザクション・タイプ」属性の有効な値はSYNCおよびDELETEです。 「トランザクション・タイプ」属性の値にCREATEまたはUPDATEが指定されている場合、値はデータ・ファイルのアップロード・プロセス中にSYNCに変換されます。
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「トランザクション・タイプ」属性がマップされていないか、マップされているがデータ・ファイルに値が指定されていない場合は、インタフェース表でインポート・マップによってSYNCトランザクション・タイプが挿入されます。
- 品目構成インポート・マップおよびFBDIテンプレートで削除トランザクション・タイプを使用して、品目構成内のコンポーネント、代替、参照指標などの構成エンティティを削除します。 詳細は、品目バッチ構成オプションのトピックを参照してください。
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翻訳可能な拡張可能フレックスフィールドの場合、「トランザクション・タイプ」属性は、インストールされた言語ごとに1回、インポート・マップでのマッピング用に表示されます。
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「トランザクション・タイプ」属性の値(CREATE、UPDATE、SYNCまたはDELETE)を選択して、品目、品目改訂または取引先品目の添付を管理できます。 詳細は、添付のインポートに関するトピックを参照してください。
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Oracle Product Hub Portal Cloudでサプライヤ製品RESTリソースを使用してデータをアップロードする場合、「トランザクション・タイプ」属性は次のようになります。
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拡張可能フレックスフィールド、関係およびカテゴリについてのみ使用できます。
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値SYNCおよびDELETEのみを指定できます。 値CREATEまたはUPDATEを指定するとエラーが発生します。
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単一行の拡張可能フレックスフィールド・データの場合、値SYNCのみを指定できます。 値CREATEやUPDATE、DELETEを指定するとエラーが発生します。
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