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インポート・マップを使用した品目データのインポート

小売業者はスプレッドシートを使用してデータをアップロードでき、サプライヤは製品およびカタログ・データをカンマ区切り値(CSV)またはExtensible Markup Language (XML)ファイルとして送信できます。

サプライヤは、BMECat、eClassなどの業界標準の形式を使用できます。 ユーザーはサプライヤが提供するデータをOracle Product Hubに提供またはアップロードする必要があります。

インポート・マップを使用して品目をインポートするときに実行できる機能の概要を次に示します。

  • データを再フォーマットせずに、インポート・バッチを通じて直接XML形式で取り込みます。

    • 品目データをXML形式で直接インポート・バッチにアップロードします。 データはOracle Product Hubへのインポートに備えて処理され、インタフェース表に配置されます。

    • XMLファイルをアップロードする場合、インタフェース表へのデータの移動が容易になるように、XMLファイルの要素をProduct Hubデータ列にマップします。

    • XML要素をProduct Hubデータ列にマップした後、XMLファイルからデータをプレビューします。

    • 後で別のデータ・アップロードに再利用するために、マップされたデータ列を保存します。

    • 必要に応じて、関連するマップのみがサプライヤで使用されるように、保存されたマップをサプライヤにリンクします。

    • データ・マップは親の品目区分から継承できます。

    • インポート・マップは、任意のソース・システムの品目バッチにデータをアップロードする際に使用できます。

    • XMLファイルのアップロード中にデータ・エラーが発生した場合は、データはアップロードされません。 データ・エラーはエラーのタイプとともに識別され、ユーザーにレポートで表示されます。

    • ユーザーがバッチ詳細にナビゲートしてインタフェース表のデータを参照できるように、XMLファイルのアップロードではすべてのデータ・レコードも前処理されます。

  • データを再フォーマットせずに、インポート・バッチを通じてネストされたXMLファイル形式で直接取り込みます。

    • 品目データをネストされたXML形式でインポート・バッチに直接アップロードします。 データはOracle Product Hubへのインポートに備えて処理され、インタフェース表に配置されます。

    • ネストされたXMLファイルは、再帰的な繰返しXMLノードと属性のマッピングをサポートしています。 ネストされたXMLファイルをアップロードして梱包および構成データをインポートする場合は、次のように操作します。

      • 品目情報を含む親ノードをインポート・マップの「マスター・データ」リージョンの「品目」ノードにマップします。

      • 子品目の梱包および構成情報を含む再帰的親ノードを「マスター・データ」リージョンの「梱包」または「構成」ノードにマップします。

      • たとえば、GDSNの場合、データ・スチュワードは、catalogueItem XMLノードを「マスター・データ」リージョンの「品目」ノードにマップし、catalogueItemChildItemLink XMLノードを「マスター・データ」リージョンの「梱包」ノードにマップします

    • ネストされたXMLデータ・ファイルの繰返しノードは、インポート・マップの「ソース・データ」リージョンに表示されます。 繰返しノードがマップされている場合、対応する他の繰返しノードをマップすることはできません。

    • 再帰的なネストされたXMLは、同じレベルの階層全体ではなく、構成または梱包階層がトップダウンで構築されているネストされたXMLを参照します。 たとえば、次の階層があるとします。

      Parent Item
          Child Item 1
              Child Item 1A

      これは、次のネストされたXMLで表されます。

      <Item>Parent Item
          <Item>Child Item 1
              <Item>Child Item 1A</Item>
          </Item>
      </Item>
    • XML属性は、XML要素の属性を参照します。 たとえば、languageCodeは、<descriptionShort languageCode="en">Short Description</descriptionShort>のXML属性です。

      <descriptionShort languageCode="en">Short Description</descriptionShort>
    • XML属性は、次のようにマップできます。

      • XML属性は、インポート・マップの「ソース・データ」リージョンのそのXML要素の下に表示されます。 「ソース・データ」リージョンのXML属性をインポート・マップの「マスター・データ」リージョンの品目属性にマップします。

      • XML属性の値に基づいて、「ソース・データ」リージョンのXMLノードを「マスター・データ」リージョンの品目属性にマップします。 そのために、decode()関数を使用して式を作成できます。 たとえば、<descriptionShort languageCode="en">Short Description</descriptionShort>など、様々な言語の摘要を含むXMLノードについて考えてみましょう。 XML属性で指定された言語に基づいて、Item.Main.DESCRIPTION.US=decode([languageCode],'en',[descriptionShort],'')というdecode()関数を使用してXMLノードをマップできます。languageCodeはXML属性、descriptionShortはXMLノードです。

  • 製品データを再フォーマットせずに、インポート・バッチを通じてCSVファイル形式で直接取り込みます。

    • 品目データをCSV形式で直接インポート・バッチにアップロードします。 データはOracle Product Hubにインポートされる前にインタフェース表で処理され、表に配置されます。

    • CSVファイルをアップロードする場合、インタフェース表へのデータのプッシュが容易になるように、CSVファイルのメタデータ(列)をProduct Hubのデータ列にマップします。

    • CSVの列を製品ハブのデータ列にマッピングした後で、CSVファイルからのデータをプレビューします。

    • 後で別のデータ・アップロードに再利用するために、マップされたデータ列を保存します。

    • 必要に応じて、関連するマップのみがサプライヤで使用されるように、保存されたマップをサプライヤにリンクします。

    • インポート・マップは、任意のソース・システムの品目バッチにデータをアップロードする際に使用できます。

    • CSVファイルのアップロード中にデータ・エラーが発生した場合は、データはアップロードされません。 データ・エラーはエラーのタイプとともに識別され、ユーザーにサンプル・データ行とともに表示されます。 これを使用して、データ・エラーを修正し、CSVを再びアップロードします。

    • ユーザーがバッチ詳細にナビゲートしてインタフェース表のデータを参照できるように、CSVファイルのアップロードではすべてのデータ・レコードも前処理されます。

    ノート:

    データ・ファイルに品目データを入力する場合は、品目のすべてのデータをグループ化することを強くお薦めします。

  • 品目バッチを管理します。

    • 「品目バッチの管理」ページからソース・ファイル・データを品目バッチにインポートするときに、インポート・マップを作成します。

    • また、「インポート・マップの管理」ページからインポート・マップを作成します。

    • 「インポート・マップの管理」ページからインポート・マップを編集および削除します。

  • 品目、梱包および構成のソース・データをマップします。

    • 「ソース・ファイル」リージョン内のコントロールを使用して、CSVファイル、XMLファイルまたはネストされたXMLファイルをアップロードします。

    • CSV列またはXML要素を「マスター・データ」表のエンティティにマップします。

      • データ・ソースは、「ソース・データ」表からドラッグして、「マスター・データ」表の対応するエンティティにドロップすることでマップします。

      • 「ソース・データ」表の「処理」メニューから「ソース列のマップ」を選択し、「マスター列の選択」ダイアログで「マスター・データ」表の対応するエンティティを選択して、データ・ソースをマップします。

    • 「マスター・データ」表の「梱包」ノードと「構成」ノードを開いて、梱包と構成の属性を公開します。 これらの属性にマッピングすることで、梱包と構成の階層をインポートできます。

    • ソース・データを「マスター・データ」表の品目属性にマップして、品目が梱包または構成とともにインポートされるようにします。

    • インポート・マップでは、品目、品目関係性、添付、付加フレックスフィールドおよび取引先品目で使用可能なすべての属性のマッピングおよびインポートがサポートされます。

    • 複数の言語で値を格納しているソース・データの列は、複数の言語をサポートする属性にマップできます。 ソース列の言語は、その行の言語コード列の値によって特定されます。

  • インポート・バッチを通じてデータをインポートする前に、複雑な式を使用してソース・データを変換します。

    • 文字列関数のsplit()concat()など、ソースデータを操作する関数を使用した基本的な変換式を作成します。

      • split()関数:

        • 分割するソース・データ値を取得します

        • 値のポイントを示すデリミタを取得し、このポイントで値が分割されます

        • 返す部分番号を取得します

        • 指定された部分番号に対応する分割された入力値の部分を返します

        例:

        Attribute1が次の値であるとします

        AS-100#Acme Solution 100#Description

        次の関数があるとします。

        split([Attribute1],#,2)

        次の値が返されます

        Acme Solution 100
      • concat()関数は、複数のソース・データ値を入力として取得し、1つの値に連結します。

    • 変換関数は、データのアップロードに使用されるファイル・タイプとは無関係です。

    • 変換式を使用するための一般的な手順は次のとおりです。

      1. 「ソース・データ」表で行を選択します。 「処理」「提案の作成」を選択します。 式の評価された値がアップロードされる「マスター・データ列」を選択します。

      2. 使用する関数を選択します。 選択した関数にソース・データの列および他のパラメータを挿入して、式を作成します。

      3. 必要に応じて、式を検証します。

  • 複数のサプライヤをインポート・マップに関連付けます。

    • 「外部」チェック・ボックスを選択して、すべてのサプライヤがOracle Product Hubポータルでテンプレートとしてインポート・マップにアクセスできるようにします。

    • 外部サプライヤを有効にすると、どのサプライがインポート・マップにアクセスできるかを指定できます。 「サプライヤの管理」ボタンをクリックし、「サプライヤの管理」ダイアログを使用して目的のサプライヤのみを追加します。

  • 品目を複数の組織にインポートします。

    • 品目の組織を特定するソース・データ列を、「マスター・データ」属性Item.Main.Organizationにマップします。

    • インポート時に、ソース品目がソース・データで特定される組織に割り当てられます。

  • 変更オーダー明細有効日を設定します。

    • 変更オーダー明細の有効日を指定するソース・データ属性に対して、そのソース・データ列をマスター・データ属性Item.Main.Change Order Line Effective Dateにマップします。

    • インポート・マップを使用する品目バッチの「品目バッチ・オプションの編集」ダイアログ・ボックスの変更オーダーリージョンで、「有効日」の値を「ユーザー入力」に設定します。

    • データ・アップロード時に、ソース・データ・ファイルの有効日属性に指定された値が、インタフェース表のVERSION_START_DATE列に挿入されます。品目の変更をインポートすると、マップされた日付値が変更オーダー明細の有効日として設定されます。

  • 品目カテゴリ割当のインポート:
    • 品目カテゴリのデータ・ソース列をマスター・データ属性のCatalog.Item Categoriesセットにマップします。
    • インポート・マップの品目カテゴリ・ノードで使用可能な「開始日」および「終了日」属性を使用して、品目カテゴリ割当の開始日と終了日を設定します。

      インポート・マップの品目カテゴリ・ノードの「終了日」属性にマップされているスマート・スプレッドシート列に#NULLを入力することで、既存の品目カテゴリ割当の終了日を削除できます。

    • インポート・マップの品目カテゴリ・ノードで使用可能な「古いカテゴリ・コード」および「古いカテゴリ」属性を使用して、既存の品目カテゴリ割当を新しいものに再割当します。 データ・ファイルでトランザクション・タイプがUPDATEとして渡されていることを確認します。
      ノート: インポート・マップで「外部」チェック・ボックスが選択されており、古いカテゴリ・コード属性または古いカテゴリ属性がマップされている場合は、インポート・マップを保存できません。
  • コンポーネント、参照指標および代替を含む構成をインポートします。

    • 構成のデータ・ソース列をマスター・データ属性のStructure.Item Structureセットにマップします。

    • 構成コンポーネントのデータ・ソース列をマスター・データ属性のStructure.Componentセットにマップします。

    • オプションで、共通構成をインポートします。

      ノート:

      インポートを介して作成できるのは、共通構成の第1レベルのみです。

      • 共通構成の作成元であるソース品目の品目番号を含むデータ・ソース列をマスター・データ属性Structure.Item Structure.Common Structure Itemにマップします。

      • 共通構成の作成元であるソース品目の組織を含むデータ・ソース列をマスター・データ属性Item.Main.Common Organizationにマップします。

        属性「Common Organization」は、以前は「Pack Common Organization」という名前でした。

    • オプションで、参照指標と代替コンポーネントを開始日とともにインポートします。

      • 構成の参照指標をインポートするには、ソース列をマスター・データ属性Structure.Reference Designator.Reference Designatorにマップします。

      • 構成の代替をインポートするには、ソース列をマスター・データ属性Structure.Substitute.Substitute ItemまたはStructure.Substitute.Substitute Source System Referenceにマップします。

      • 構成コンポーネントの開始日を(マスター・データ属性Structure.Component.Start Date にマップして)インポートする場合で、かつ参照指標と代替コンポーネントもインポートする場合は、参照指標や代替の詳細が格納されるデータ・ファイルのすべての行に日付値を入力する必要があります。

      • 参照指標および代替の有効開始日は直接指定しません。 インポート・プロセスでは、コンポーネントの有効開始日がその参照指標および代替に適用されます。

      • コンポーネントに対して複数の参照指標または代替をインポートする場合は、参照指標または代替を指定するソース・データ・ファイルの各行にコンポーネントの有効開始日を入力する必要があります。

        ソース・データのこの簡単な例では、参照指標または代替を指定するすべての行に日付1-Oct-2020を入力する必要があります。

        コンポーネント

        コンポーネント開始日

        参照指標

        代替

        Comp123

        1-Oct-2020

        RefDes001

        Comp123

        1-Oct-2020

        RefDes002

        Comp123

        1-Oct-2020

        Sub001

        Comp123

        1-Oct-2020

        Sub002

      • 異なる有効日がある同じコンポーネントをインポートする場合、インポート・プロセスでは、コンポーネントの有効開始日が、ソース・データ・ファイルのその日付が付されたコンポーネントの行に指定されている対応する参照指標または代替に適用されます。

        ソース・データのこの簡単な例では、参照指標RefDes001は開始日1-Oct-2020でインポートされ、代替Sub002は開始日1-Nov-2020でインポートされます。

        コンポーネント

        コンポーネント開始日

        コンポーネント終了日

        参照指標

        代替

        Comp123

        1-Oct-2020

        31-Oct-2020

        RefDes001

        Comp123

        1-Nov-2020

        30-Nov-2020

        RefDes002

        Comp123

        1-Oct-2020

        31-Oct-2020

        Sub001

        Comp123

        1-Nov-2020

        30-Nov-2020

        Sub002

  • 次のコンポーネントを置換します。
    • 商業品目の品目構成
    • 設計品目の暫定品目構成
    • 変更オーダーの影響を受ける品目構成

    この図は、置換コンポーネントのコンポーネント番号を含むデータ・ソース列をマスター・データ属性にマップする方法を示しています。

    この図は、置換コンポーネントのコンポーネント番号を含むデータ・ソース列をマスター・データ属性にマップする方法を示しています

    この図は、置換処理の品目インポート・テンプレートを示しています。

    この図は、置換処理に指定された入力を示しています。 キーボードV01はキーボードV02に置き換えられます
  • アプリケーション・インスタンス間でインポート・マップを共有します。

    • 「設定および保守」作業領域を使用して、インポート・マップに関連付けられている設定データをエクスポートし、そのデータをOracle Fusion Cloud Applicationsの別のインスタンスにインポートします。 このデータをターゲット・インスタンスにインポートすると、そこでマッピングを表示および編集できます。 次のいずれかを指定して、エクスポートおよびインポートできます。

      • 製品管理オファリング全体

      • 「品目」機能領域

      • 「インポート・マップの管理」タスク(インポート・マップのみをエクスポート)

      • 実装プロジェクトの一部としての「インポート・マップの管理」タスク。

    • インポート・マップ・タスク・データは、CSVファイルまたは構成パッケージとしてエクスポートおよびインポートされます。

    • 「設定データの比較」処理を使用して、他の設定データと同様にインポート・マップの設定データを比較できます。

    • インポート・マップに関連付けられたCSVまたはXMLデータ・ファイル、あるいはインポート・マップに添付されたスマート・スプレッドシートではなく、インポート・マップ内のマッピングのみがエクスポートされます。

    • インポート・マップをターゲット・インスタンスにインポートした後、「インポート・マップ・テンプレートの再生成」スケジュール済プロセスを実行して、インポートしたインポート・マップのスマート・スプレッドシートを再生成します。