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標準品目の原価シナリオの作成

原価シナリオを使用して、原価組織および原価台帳の組合せの原価範囲を定義できます。 原価のプランニング時には、標準品目と構成品目用とで別々の原価シナリオを定義できます。

期間平均原価可能原価台帳を使用している場合は、原価組織、原価台帳および期間の組合せに対して原価シナリオを1つのみ定義できます。

  1. 「原価会計」作業領域で、「原価シナリオの管理」タスクをクリックします。

  2. 「追加」アイコンをクリックします。

  3. 「原価シナリオの作成」ページで原価シナリオの名前を入力し、適切な「原価組織」および「原価台帳」を選択します。

    期間平均原価可能原価台帳を選択した場合は、このステップの実行後に原価シナリオを保存できます。 ステップ4以降に述べられているタスクは、期間平均原価可能原価台帳には該当しません。

    1. 原価シナリオを作成する「期間」を選択します。

      「オープン」、「クローズ待ち」または「過去未オープン」ステータスの期間のみを選択できます。 原価シナリオの有効日は、選択した期間の初日に自動的に設定され、シナリオ・タイプは「標準品目」に設定されます。

    2. 「保存してクローズ」をクリックします。
  4. 原価シナリオの「有効日」を選択します。

  5. 「シナリオ・タイプ」として「標準品目」を選択します。

  6. 原価積上の品目を識別する原価積上スコープを選択します。

    積上スコープを「選択済品目」または「選択済品目カテゴリ」に設定した場合は、「追加」アイコンをクリックして、「選択して追加: 品目」ダイアログ・ボックスまたは「選択して追加: 品目カテゴリ」ダイアログから必要な品目を検索して選択します。

    積上スコープを「使用場所」に設定した場合、「最新の作業定義の使用」パラメータは無視されます。

  7. 原価積上が単一レベル用かどうかを指定します。

    「単一レベル原価積上パラメータは、「積上スコープ」「選択済品目」または「選択済品目カテゴリ」に設定している場合にのみ使用できます。

  8. これらのパラメータを使用して、原価積上の作業定義を選択する基準を定義します。

    フィールド

    摘要

    最新の作業定義の使用

    このチェック・ボックスは、「原価の積上」プロセスで、製造からの最新の作業定義変更がチェックされるようにするために選択します。

    選択しなかった場合、以前に公開されたシナリオで製造品目原価の計算に使用された作業定義が使用され、シナリオ有効日にアクティブな最新の作業定義は使用されなくなります。

    作業定義優先度

    製造組立品に複数の作業定義が存在する場合、優先度によって原価の計算に使用される作業定義が決まります。 次のオプションを任意に組み合せて使用し、作業定義を選択するための優先度を定義します。

    • 上位生産優先度

    • 上位原価計算優先度

    • 作業定義名

    複数のオプションを選択した場合は、上矢印ボタンと下矢印ボタンを使用して順序を変更できます。

    作業定義

    「作業定義優先度」パラメータで「作業定義名」を選択した場合は、原価の積上プロセスで使用する作業定義を選択します。

  9. 「保存してクローズ」をクリックします。

原価シナリオを作成したら、原価シナリオに資材、リソース、間接費レートを定義できます。 次に原価シナリオから「原価の積上」や「標準原価の更新」などのプロセスを手動で実行できます。

公開済原価を変更する場合は、原価の公開後に「原価更新を元に戻す」プロセスを実行できます。 原価は、原価計算トランザクションに使用されていない場合にのみ未公開にしたり変更できます。

ノート:

期間平均原価使用可能原価台帳の場合、原価シナリオは更新できません:

  • 対応する期間ステータスがクローズ済または永久クローズの場合。

  • それを公開した後。 また、このような公開済原価シナリオは未公開にできません。 ただし、公開済原価シナリオでは、対応する期間が「オープン」または「クローズ待ち」ステータスであるかぎり、標準原価およびリソース・レートを追加または更新できます。 公開済の標準原価およびリソース・レートは削除できません。