HCMレート再計算のイベント処理のロードの例
イベント処理では、イベントにどのように対応するかを定義します。たとえば、就業者のジョブまたはエレメント・エントリが変更されたときにレートを計算するかどうかなどです。
このトピックでは、HCMデータ・ローダーを使用してイベント処理を作成する方法について説明します。 次のルールが適用されます。
- FLEX:PAY_EVENT_ACTIONS_DDFをORA_HCM_RATES_RECALCに設定して、レート生成イベント処理のフレックス情報を有効にします
- ProcessingTypeをPAY_EVENT_ACTIONS_DDF=ORA_HCM_RATES_RECALCに設定し、これをレート処理タイプとして指定します。
- ProcessingTypeをORA_FULLに設定し、レート生成プロセスを「完全」モードで実行することを指定します。 レート生成プロセスの実行を「高速」または「定期」モードで実行するオプションもあります。
- ActionSubmissionをMESSに設定することをお薦めします。 ノート: これは、新しい「プロセス・イベント処理」フローを使用して手動でレート・プロセスを送信することを意味します。 このフローでは、未処理のレート・イベント通知があるすべての従業員のレート・プロセスが送信されます。 レートの結果は「プロセス・イベント処理」で生成されるレポートで確認できます。 従業員に対するイベント通知が発生するたびに自動でレート・プロセスを送信するオプションもありますが、このタイプの処理送信ではレポートが生成されません。
- EventActionName属性を使用して、イベント処理の名前を指定します。
- EventActionTypeCodeをORA_HCM_RATES_RECALCに設定します。
- EventActionCode属性を使用して、イベント処理のコードを指定します。
- InformationCategoryをORA_HCM_RATES_RECALCに設定します
HCMレート再計算プロセスを送信するイベント処理を作成する例について考えてみましょう。 この例のEventAction.datファイルは、ユーザー・キーで識別される単一のイベント処理コンポーネントを作成します。
METADATA|EventAction|FLEX:PAY_EVENT_ACTIONS_DDF|ProcessingType(PAY_EVENT_ACTIONS_DDF=ORA_HCM_RATES_RECALC)|ActionSubmission|EffectiveStartDate|EventActionName|EventActionTypeCode|EventActionCode|LegislativeDataGroupName|InformationCategory
MERGE|EventAction|ORA_HCM_RATES_RECALC|ORA_FULL|MESS|1951/01/01|<CUSTOMER EVENT ACTION NAME>|ORA_HCM_RATES_RECALC|<CUSTOMER EVENT ACTION CODE>||ORA_HCM_RATES_RECALC