年功起算日のレポート
年功起算日バージョン3を使用して就業者の年功を定義および管理します。 年功ルールは、個人、雇用関係、アサイメントなどのすべてのレベルで定義できます。
「年功起算日バージョン1」を使用している場合でも、EnterpriseSeniorityDateおよびLegalEmployerSeniorityDateのServiceDataセクションを使用して年功起算日を管理およびレポートできます。
ADPグローバル給与インタフェースのAssignmentDataの下にあるSeniorityDetailsセクションを使用して、年功起算日バージョン3をレポートします。 給与パートナにインタフェースするルールおよび年功起算日を識別する必要があります。
年功起算日は、年功起算日の再計算プロセスを実行した時期と実行した調整に応じて、開始日と終了日の間有効です。 ADPグローバル給与インタフェースでは、「プロセス終了日」パラメータの値に基づいて、レポートされた年功レコードを識別します。 この値は有効基準日(抽出の送信時に指定した日付)です。 ADPグローバル給与インタフェースでは、アサイメントの下の全レベルの有効日時点で有効なスタック年功起算日レコードの先頭がレポートされます。
年功計算で処理される各ルールでは、ルールが定義されている属性の各値の年功起算日がレポートされます。 たとえば、ジョブにルールを定義します。 この場合、アサイメントが関連付けられている各ジョブ・コードの年功起算日が自動的に計算されます。
したがって、ADPグローバル給与インタフェースでは、アサイメント・データでレポートされる属性値の年功起算日がレポートされます。 次に例を示します。 アサイメントは、様々な期間にわたってジョブ・コードJ1、J2およびJ3を使用してきました。 このシナリオでは、アサイメント・レコードがジョブJ2をレポートする場合、年功起算日はジョブJ2についてのみレポートされます。
アサイメントが異なる期間に関連付けられている可能性があるその他の属性値に対する年功日付はレポートされません。
ADPグローバル給与インタフェースでは、レポートされる年功ルールごとにこの動作が繰り返されます。
給与パートナに送信する年功ルールまたは年功起算日を識別する方法を次に示します。
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「ホーム」ページで、「自分のクライアント・グループ」タブの「参照」クイック処理をクリックします。
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「共通参照の管理」ページで、参照タイプORA_HRY_INT_SENIORITY_RULESを検索します。
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インタフェースに含める年功起算日ルールごとに、新しい参照コードを作成し、「使用可能」 チェック・ボックスを選択します。
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参照コード: ルールの識別に使用できる任意のコード
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開始日: 適切な日付を入力します
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終了日: 適切な日付を入力します
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内容: ORA_PER_SENIORITY_ITEMSでこの年功ルールを作成するときに使用した参照コードを入力します
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摘要: 参照コードのわかりやすい摘要を入力します。
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タグ: 次の年功ルールを使用する国コードを指定します。 たとえば、R1、R2およびR3という3つのルールがあります。 ルールは次のように適用されます。
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R1: 米国および英国が対象
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R2: すべての国が対象
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R3: AUのみが対象
参照コードとタグは次のようになります。
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参照コードR1、タグ: +US、+GB
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参照コードR2、タグ: なし
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参照コードR3、タグ: +AU
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「保存」をクリックします。
ノート:年功ルールに影響するデータに変更がある場合は、給与インタフェースを実行する前に、個人または従業員グループに対して「年功の再計算」プロセスを実行します。 「年功の再計算」ボタンは、「年功起算日」ページで個人を検索するときに検索できます。