コンテンツ・セクション
コンテンツ・セクションは、プロファイル、個人またはモデル内でプロファイル項目を扱うセクションです。コンテンツ・セクションのプロパティは、プロファイル・タイプで構成します。コンテンツ・セクションごとにプロパティを定義します。ただし、個人プロファイルのコンテンツ・セクションのアクセシビリティは、割り当てられたロールおよびセキュリティ権限によって異なります。
「プロファイル・タイプの編集」ページでは、事前定義済のテンプレートを使用して複数のコンテンツ・セクションを作成できます。たとえば、コンピテンシ・テンプレートを使用して「管理コンピテンシ」という名前のコンテンツ・セクションを作成し、コンピテンシ・テンプレートを使用して「エンジニアリング・コンピテンシ」という名前の別のコンテンツ・セクションを作成できます。これらの2つのコンテンツ・セクションは、2つの異なるプロファイル・セクションとしてプロファイルに表示されます(たとえば、個人プロファイルではそのプロファイルに「管理コンピテンシ」セクションと「エンジニアリング・コンピテンシ」セクションを含めることができます)。コンテンツ・セクションは、プロファイルで使用されていない場合にのみプロファイルから削除できます。
個人プロファイルにコンテンツ・セクションを追加する場合は、事前定義テンプレートを選択し、新しく作成したコンテンツ・セクションで事前定義済テンプレートから表示または使用する属性を選択する必要があります。事前定義済テンプレートを再利用し、プロファイルに追加のコンテンツ・セクションを作成できます。コンテンツ・テンプレートの再利用性により、同じタイプのコンテンツの複数のコンテンツ・セクションを個別に定義できます。たとえば、職歴テンプレートを使用して、前職を取得するセクションと、兵役経験を取得する別のセクションを作成できます。この機能により、より豊かなタレント・プロファイル定義が提供されます。
提供されているコンテンツ・テンプレートには次のものが含まれます。
実績2 | 言語1 2 |
キャリア志向 | メンバーシップ1 2 |
資格1 2 | スキル2 |
コンピテンシ1 2特別プロジェクト | 特別プロジェクト1 2 |
学歴1 2 | 職歴 |
表彰1 2 | 勤務志向/勤務要件2 |
1テンプレートは、構造化コンテンツと非構造化コンテンツの構成をサポートします
2テンプレートはモデル・プロファイル構成をサポートします
次の点に注意してください。
- 「キャリア・ステートメント」コンテンツ・セクションは事前定義されているため、構成の「個人プロファイル・タイプ」には含まれません。「キャリア・ステートメント」コンテンツ・セクションは、そのページのデフォルト・リーディング・コンテンツ・セクションとして「スキルおよび資格」ページに表示されます。「キャリア・ステートメント」の後、「スキルおよび資格」ページの最初の2つのセクションはデフォルトで展開され、残りのセクションは縮小されます(単にクリックすればセクションを展開できます)。セクションが縮小されていても、データがないわけではありません。
- 「タレント評点」コンテンツ・セクション(パフォーマンス評点、キャリア・ポテンシャル、離職のリスク、離職の影響、タレント・スコア、Nbox割当および昇進準備)も、個人プロファイル・タイプ定義の一部として事前定義されていますが、その構成は要件を満たすように変更できます。「タレント評点」コンテンツ・セクションは、「タレント評点」ページに表示されます。コンテンツ・セクション・セキュリティは、提供されている様々なタレント評点へのユーザー・アクセスを保護します。新規のタレント評点UIにアクセスするには、集計セキュリティ権限「タレント評点の表示」が必要です。
- 「キャリア志向」および「勤務志向」コンテンツ・セクションは「個人プロファイル・タイプ」定義で構成されますが、それぞれが「キャリア開発」ページに1つのセクションとして表示されます。
- スキル・テンプレートで使用可能な「スキル・レベル」属性は、スキル・センターに固有であり、「スキルおよび資格」ページのコンテンツ・セクションには表示されません。
コンテンツ・セクションはデフォルト・セクションとして構成でき、これによって、コンテンツ・セクションが明示的に追加されなくても個人のタレント・プロファイルに表示されるかどうかが決まります。セクションのデフォルト設定は、管理者が任意のセクションに対して変更できます。
また、コンテンツ・セクションを個人プロファイルで表示する順序で並べ替えて、コンテンツ・セクションごとに承認を設定し、コンテンツ・セクションがアクティブかどうかを定義できます。要約表示または詳細表示の一部として表示する属性やまったく表示しない属性を決定することもできます。
構造化コンテンツと非構造化コンテンツを定義することもできます。たとえば、提供されている「特別プロジェクト」テンプレートを使用すると、プロジェクトの定義済リストから、またはプロジェクトの手動入力からコンテンツを取得するようにコンテンツ・セクションを柔軟に構成できるので、顧客は既知の内部プロジェクトに関連する詳細を取得したり、雇用されたタレントがつながっている不明なプロジェクトに関する詳細を取得したりできます。
「プロファイル・タイプの編集」ページで新規コンテンツ・セクションの追加を選択するか、特定のコンテンツ・セクション・リンクを選択すると、「コンテンツ・セクションの追加」または「コンテンツ・セクションの編集」ページが表示されます。

コンテンツ・セクションの編集: コンピテンシ
コンテンツ・セクションのアクセス・セキュリティ(「プロファイル・コンテンツ・セクション・アクセス」タスクを使用して構成)は、タレント評点を含む様々なコンテンツ・セクションや個人プロファイルの関連データへのユーザー・アクセスを保護します。個人プロファイルのコンテンツにアクセスするには、コンテンツ・セクションに対して必要なアクセス権をロールに付与する必要があります。各ロールのアクセス・レベルを表示、編集またはレポートとして指定できます。たとえば、ライン・マネージャ・ロールのユーザーには、「コンピテンシ」コンテンツに対しては追加および編集を許可する編集アクセス権を付与し、従業員の「学位」コンテンツに対しては読取りのみを許可する表示アクセス権を付与できます(詳細は、このドキュメントで後述する「コンテンツ・セクション・アクセス」の項を参照してください)。このタスクを実行するには、「ITセキュリティ・マネージャ」ロールまたは権限が必要です。
「プロファイル・コンテンツ・セクション・アクセス」ページで変更を保存した後、次のロールを再生成する必要があります。
- コンテンツ・セクションをマップした任意のジョブ・ロールを継承するデータ・ロール
- コンテンツ・セクションをマップし、セキュリティ・プロファイルを割り当てた抽象ロール
ロールを再生成すると、ロールのデータ・セキュリティ権限が更新されます。関連ロールを再生成しない場合、ユーザーは個人プロファイルのコンテンツ・セクションにアクセスできません。
コンテンツ・セクションを編集する場合、先頭属性は編集できなくなります。この変更により、セクション内のどのサポート属性も無効化されないようになり、消費アプリケーションの参照の整合性問題を回避できます。
次の表は、スキル・センターおよびその他のサブスクライバに関連する属性のリストを理解するのに役立ちます。
フィールド名 | スキル・センターに関連 | 使用可能な値 |
---|---|---|
SKILLS |
不可 |
|
SPECIALITY |
不可 |
HARD_SKILL、COMMUNICATIONおよびLEADERSHIP |
SKILL_CATEGORY |
可 |
|
SKILL_RECOMMENDATION_TYPE |
不可 |
|
SKILL_CURATION_STATUS |
不可 |
Y (学習用) |
DATE_ACHIEVED |
不可 |
|
YEARS_OF_EXPERIENCE |
不可 |
|
PROJECT_NAME |
不可 |
|
COMMENTS |
不可 |
|
DESCRIPTION |
不可 |
|
SKILL_LEVEL_ID |
可 |
|
SKILL_RATING_MODEL_ID |
可 |
|
SKILL_GROUP |
可 |
ORA_DEVELOPED/ ORA_DEVELOPING |
CONFIRMATION_STATUS |
可 |
|
CONFIRMATION_DATE |
可 |
スキル・コンテンツ・セクションをスキル・センターとタレント・プロファイルに同時にサブスクライブすることはできません。「スキルおよび資格」ページに、読取り専用バージョンの「スキル・センター」セクションが表示されます。