文書レコードのアーカイブおよびパージ
通常のアクセスが不要になった文書レコードはアーカイブしてパージできます。
アーカイブ・プロセスでは、文書レコードがHR_DOCUMENTS_OF_RECORD表からHR_DOCUMENTS_OF_RECORD_ARCHIVE表に移動されます。文書レコードがアーカイブされると、文書タイプに対して有効になっているパージ設定に基づいて、HR_DOCUMENTS_OF_RECORD_ARCHIVE表から削除されます。
アーカイブ・プロセスの仕組みを次に示します。
- 各文書レコードごとに、文書タイプに基づいて「次の日数後にアーカイブ」および「アーカイブ基準ベース」が取得されます。
- 文書レコードごとに、「アーカイブ基準ベース」(「作成日」、「日付: 自」、「日付: 至」または「発行日」)で選択した文書レコード属性に「次の日数後にアーカイブ」を加算します。結果の値がシステム日付より後の場合、文書レコードはアーカイブされます。
- アーカイブする文書レコードのすべてのデータをHR_DOCUMENTS_OF_RECORD_ARCHIVE表にコピーします。
- HR_DOCUMENTS_OF_RECORD_ARCHIVE表にアーカイブされた文書レコードには、アーカイブ日が記録されています。
- コピーされたすべての文書レコード・データをHR_DOCUMENTS_OF_RECORD表から削除します。
パージ・プロセスの仕組みを次に示します。
- アーカイブ済の文書レコードごとに、文書タイプに基づいて「次の日数後にパージ」が取得されます。
- アーカイブ済の文書レコードごとに、「次の日数後にパージ」をアーカイブ日に加算します。結果の値がシステム日付より後の場合、文書レコードはパージされます。
- HR_DOCUMENTS_OF_RECORD_ARCHIVE表および添付リポジトリから、パージするすべての文書レコードとその添付を削除します。
HR_DOR_ARCH_REPORTING_LIST_Vビューを使用して、OTBIレポートのアーカイブ済文書レコード・データへのアクセスを制御できます。このビューは、ワークフォース管理 - レコード文書アーカイブ・リアルタイム・サブジェクト領域に実装されます。