オープン登録期間の設定と処理

この例では、基本的なシナリオを通じて、オープン登録期間を定義したり、プロセスを実行して予定イベント加入を評価するための設定ステップを示します。

次の表は、このシナリオでの主な意思決定事項を要約したものです。

考慮する決定事項

この例の場合

オープン登録期間について、追加したい新規サービスはありますか?

はい。InFusion WellnessプログラムにInFusion Visionプランを追加します。

オープン登録期間の開始日と終了日はいつですか?

2015年11月1日に開始します。2015年11月15日に終了します。

適格を評価し、選択に基づいて新規レートを決定するのはいつにしますか?

新規プラン年の開始日(この例では、2016年1月1日)。

新規補償範囲の開始日はいつにしますか?

イベントの開始日

前の補償範囲の終了日はいつにしますか?

イベントの1日前

新規レートはいつ有効化しますか?

イベントの開始日

前のレートの終了日はいつにしますか?

イベントの1日前

タスク要約

  1. プログラムに新規プランを追加します。

  2. プログラムのオープン登録期間を定義します。

  3. オープン登録期間の初日付けでオープン・イベントを処理します。

  4. サンプル就業者の登録ページをチェックして、すべての選択肢が正しく表示されていることを確認します。

前提条件

「プラン構成」作業領域で、次の項目を作成したことを確認します。

  1. InFusion Wellnessというプラン・タイプ

    プラン・タイプは「プラン・タイプの管理」タスクを使用して作成します。

  2. 次の構成を使用した、InFusion Wellnessというプログラム:

    フィールド

    プログラム・タイプ

    コア

    年期

    現行プラン年と新規プラン年の年期:

    • 2015年1月1日から2015年12月31日

    • 2016年1月1日から2016年12月31日

  3. 次の構成を使用した、InFusion Visionというプラン:

    フィールド

    プラン・タイプ

    InFusion Wellness

    使用

    プログラム内

    年期

    現行プラン年と新規プラン年の年期:

    • 2015年1月1日から2015年12月31日

    • 2016年1月1日から2016年12月31日

プログラムへのプラン追加

このタスクは「プラン構成」作業領域を使用して実行します。ステップで値が指定されている場合を除き、フィールドにはデフォルト値を使用します。

  1. 「タスク」パネル・ドロワーで、「福利厚生プログラム詳細」をクリックして「福利厚生プログラム詳細の管理」を開きます。

  2. 「検索結果」表で、InFusion Wellnessをクリックします。

  3. 「セッション有効日」フィールドで、現行プラン年の初日を選択します(たとえば、2015年1月1日)。

  4. 「プランおよびプラン・タイプ」セクションで、プランの選択および追加をクリックします。

  5. 次の表のように、各フィールドに値を入力します。

    ノート: プログラムの「基本詳細」ページで、デフォルトではプログラム内のアクティブなプランおよびプラン・タイプのみが表示されます。「表示」メニューから「すべてのプランの表示」を選択して、アクティブなプランと非アクティブなプランの両方を表示できます。

    フィールド

    順序

    プログラム内の既存プランの順序に基づいて、一意の順序を入力します。

    プラン

    InFusion Vision

    ステータス

    待ち状態

  6. 「OK」をクリックして、「プログラム基本詳細の編集」ページに戻ります。

  7. 「保存」をクリックします。

  8. 追加したプランの有効開始日をレビューします。

    日付は、現行プラン年の初日になっているはずです(たとえば、2015年1月1日)。

  9. 「セッション有効日」フィールドで、新規プラン年の初日を選択します(たとえば、2016年1月1日)。

  10. 「プランおよびプラン・タイプ」セクションで、InFusion Visionプランを選択します。

  11. 「編集」メニューで、「更新」を選択します。

  12. プランのステータスを「アクティブ」に設定します。

  13. 「OK」をクリックして、「プログラム基本詳細の編集」ページに戻ります。

  14. 「保存」をクリックします。

  15. InFusion Visionプランのステータスと有効日をレビューします。

    ステータスは「アクティブ」で、有効日は新規プラン年の初日になっているはずです(たとえば、2016年1月1日)。

オープン登録期間の定義

  1. 「登録」ステップをクリックします。

  2. 階層からInFusion Wellnessプログラムを選択します。

  3. 「予定」タブで、「オープン」を選択します(デフォルト・イベントは「管理」です)。

  4. 「期間」セクションで、「作成」をクリックします。

  5. 次の表のように、各フィールドに値を入力します。

    フィールド

    登録期間開始日

    2015年11月1日

    登録期間終了日

    2015年11月15日

    登録期間クローズ日ルール

    登録期間終了時

    ライフ・イベント割当日

    2016年1月1日

    年期

    2016年1月1日から2016年12月31日

    補償範囲開始日

    イベント

    前の補償範囲終了日

    イベントの1日前

    レート開始日

    イベント

    前のレート終了日

    イベントの1日前

  6. 「OK」をクリックして、「プログラム登録の編集」ページに戻ります。

  7. 「保存してクローズ」をクリックして、「プログラム」タブに戻ります。

オープン・イベントの処理

次のステップは「評価およびレポート」作業領域を使用して実行します。ステップで値が指定されている場合を除き、フィールドにはデフォルト値を使用します。

  1. 「プロセス」タブを選択します。

  2. 「ライフ・イベントの処理の評価要約」表の「予定イベント加入の評価」行で、「送信」アイコン・ボタンをクリックします。

  3. 「パラメータ」セクションで、フィールドに値を入力します(値は次の表のとおりです)。

    フィールド

    有効日

    オープン登録期間の初日(たとえば、2015年11月1日)

    ライフ・イベント発生日

    新規プラン年の初日(たとえば、2016年1月1日)

    ライフ・イベント

    オープン

  4. 追加のパラメータを選択して、処理の対象をテスト加入者に制限します。

  5. 「送信」をクリックします。

  6. 「プロセス要求のモニター」セクションで、送信したプロセスを検索し、正常に完了したことを確認します。

  7. 送信したプロセスの「レポートの表示」アイコン・ボタンをクリックします。

  8. プロセス詳細ページで「結果」セクションをチェックして、正常に処理された就業者レコードの数と、エラーが発生したレコードの数を確認します。

    数字をクリックすると、処理された特定の就業者レコードに関する詳細が表示されます。

  9. 処理済のテスト加入者に属する就業者の「福利厚生サービス・センター」ページで、次の操作を行います。

    1. 「登録」タスクをクリックします。

    2. InFusion Visionプランが選択肢として表示されていることを確認します。