1. 実装スタート・ガイド
  2. 買掛管理および支払の実装方法

買掛管理および支払の実装方法

高速実装のための請求および支払構成のタスク・リストは、Oracle PayablesおよびOracle Paymentsの基本設定を管理するためのフレームワークを提供します。

フレームワークには、買掛管理に必要なOracle Procurementの設定が含まれます。また、買掛管理の共通オプション、配分セット、請求書許容範囲の設定ステップ、および支払の支出システム・オプション、支払方法、支払プロセス・プロファイルの設定ステップも提供します。

買掛管理および支払の設定

次のリストのタスクは、買掛管理および支払の設定に関連しています。

買掛管理および支払の設定の各タスクは、アプリケーション実装コンサルタントで実行されます。次のタスクのヘルプ・トピックへの参照は、次の出版物を参照しています。

  • Oracle Financials Cloud支払のための買掛/未払金請求書の実装

    • 「一般的な買掛管理オプション」の章、買掛管理と調達に共通のオプションの管理

    • 「買掛管理の構成」の章

    • 「支出」の章

  • Oracle Procurement Cloud調達の実装

    • 「購買構成」の章、「調達エージェントの定義」セクション

  • Oracle Procurement Cloud調達の使用

    • 「サプライヤ・プロファイル」の章、「サプライヤの作成」セクション

    • 「サプライヤ・プロファイル」の章、「サプライヤのインポート」セクション

  1. 調達ビジネス機能、調達エージェントおよびサプライヤを構成します。

    • 次の構成を含む「調達ビジネス機能、調達エージェントおよびサプライヤの構成」タスクを実行します。

      • 調達文書管理、文書デフォルト、文書採番、および関連する設定を指定するための調達ビジネス・ユニットの調達ビジネス機能。

      • 情報(購買文書、サプライヤなど)への調達エージェントのアクセス権。

      • サプライヤ、サイトおよびその他のサプライヤ関連の情報。

    • 参照: 調達エージェントの定義

      • 調達エージェント

    • 参照: 「サプライヤ・プロファイル」の章

      • Oracle Supplier Model

      • 「サプライヤのインポート」セクション

      • 参照: 「サプライヤの作成」セクション

        • サプライヤ・サイトおよびサプライヤ・サイト割当: 説明

  2. 買掛管理と調達に共通のオプションを管理します。

    • 「買掛管理と調達に共通のオプションの管理」タスクを実行して、買掛管理と調達の両方で使用される管理およびデフォルト値(デフォルトの負債勘定、入金時または期間終了時のどちらで経費項目を計上するかなど)を設定します。

    • 参照: 買掛管理と調達に共通のオプションの管理

      • 買掛管理と調達に共通のオプションに関するガイドライン

      • デフォルト配分

      • 相殺セグメントに関する考慮事項

      • 経費項目の見越計上の考慮事項

    ノート:

    一般会計のための高速実装スプレッドシートを使用して、元帳、法的エンティティおよびビジネス・ユニットを作成した場合は、このステップをスキップできます。

  3. 配分セットを管理します。

    • 「配分セットの管理」タスクを実行して、パーセントを含む(または含まない)勘定科目のリストである配分セットを定義します。購買オーダーと関連付けられていない請求書を作成する場合は、事前定義済の一連の勘定科目を使用して請求書配分を自動的に作成するための配分セット名を入力できます。配分セットにパーセントがある場合、請求書明細金額はその勘定科目に自動的に配分されます。それ以外の場合は、金額を手動で入力する必要があります。

    • 参照: 「買掛管理の構成」の章

      • 配分セット

  4. 請求書許容範囲を管理します。

    • 「請求書許容範囲の管理」タスクを実行して、請求書、購買オーダーおよび入金情報間の受入可能な差異を定義します。パーセント・ベースおよび金額ベースの許容範囲を定義できます。指定した許容範囲を超えた請求書は、請求書検証処理時に保留中になります。

    • 参照: 「買掛管理の構成」の章

      • 請求書許容範囲

  5. 支出システム・オプションを管理します。

    ノート:

    支払いでは、ステップ5から7の事前定義の設定が提供されます。支出システム・オプションを変更する場合や、異なる支払方法または支払プロセス・プロファイルを構成する場合を除き、事前定義の設定を変更する必要はありません。

    • 「支出システム・オプションの管理」タスクを実行して、企業レベルまたはビジネス・ユニット・レベルで支払処理オプションを管理します。

  6. 支払方法を管理します。

    • 「支払方法の管理」タスクを実行して、支払方法の定義または管理、およびそれらに割り当てられている検証の添付または更新を行います。参照項目:

      • 支払方法

      • 支払方法デフォルト

      • 支払方法または支払ファイルに対するユーザー定義の検証の設定例

  7. 支払プロセス・プロファイルを管理します。

    • 「支払プロセス・プロファイルの管理」タスクを実行して、支払方法、支払銀行口座、ビジネス・ユニットおよび通貨に基づいて、支払処理タイプ、賦払のグループ、および使用ルールの定義を決定するエンティティである支払プロセス・プロファイルを定義および管理します。参照項目:

      • 支払プロセス・プロファイル