除・売却の減価償却: 計算方法

Oracle Assetsは当期間の減価償却を計上し、前期間の除・売却で生じた超過償却はいずれも自動的に取消します。

除・売却の減価償却に影響を与える設定

資産は除・売却年度償却および償却方法を使用し、除・売却された年にどれだけ減価償却するかを決定します。

除・売却の減価償却: 計算方法

次の表は、様々な計算のシナリオを示したものです。

除・売却タイプ

減価償却方法

計算結果

全部除・売却

資産をその年の減価償却に計上しない

  • 年償却累計の適切な部分に戻し処理を行います。

  • 純帳簿価格の結果を使用して損益を計上します。

部分除・売却

資産をその年の減価償却に計上しない

  • 年償却累計の適切な部分に戻し処理を行います。

  • 純帳簿価額の結果の適切な部分を使用し、損益を計算します。

部分除・売却

定率法

部分除・売却の残りの資産の取得価額が減価償却される

部分除・売却

逓減法

会計年度開始時点で、資産の純帳簿価額の残りの部分が減価償却される

両方

資産をその年の減価償却に計上する

資産は、除・売却年度償却により、次のいずれかを決定します。

  • 資産がその年の追加減価償却に的確である。

  • その年の減価償却の一部を戻し処理する必要がある。