サードパーティ・アプリケーションを使用した経費精算書のデータ・フロー
レガシー・アプリケーションまたはサードパーティ・アプリケーションを使用して経費精算書払戻を処理する場合、Oracle Fusion Expensesから経費精算書XMLデータ・ファイルをエクスポートし、それを使用してレガシー・アプリケーションまたはサードパーティ・アプリケーションでデータを処理できます。
レガシー・アプリケーションまたはサードパーティ・アプリケーションが払戻支払を処理した後、払戻支払XMLデータ・ファイルをExpensesにインポートできます。
ユニバーサル・コンテンツ・マネージャにエクスポートされた経費精算書XMLデータ
レガシー・アプリケーションまたはサードパーティ・アプリケーションへのエクスポート用の経費精算書XMLデータ・ファイルを作成するには、「ナビゲータ」→「ツール」→「スケジュール済プロセス」にナビゲートして、Expensesで次の自動プロセスをスケジュールします。
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経費払戻および現金仮払金の処理
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カード会社請求書の作成
生成されるXML経費精算書データ・ファイルは、「スケジュール済プロセス」ページの「検索結果」セクションから入手するか、「ナビゲータ」→「ツール」→「ファイル・インポートおよびエクスポート」リンクにナビゲートして、fin/expenses/exportディレクトリのユニバーサル・コンテンツ・マネージャ(UCM)からダウンロードできます。
次の図は、現金経費項目を含む経費精算書が「経費払戻および現金仮払金の処理」プロセスによって処理された場合に自動的に作成される経費精算書XMLデータ・ファイル形式の例です。

会社支払または両方支払支払オプション用のコーポレート・カード経費を含む経費精算書データ・ファイルのXML形式の構造は、前述の例とは異なります。同様に、現金仮払金用の経費精算書データ・ファイルにも、異なるXML形式の構造が含まれます。
ユニバーサル・コンテンツ・マネージャにインポートされた経費精算書払戻XMLデータ
経費精算書払戻データをレガシー・アプリケーションまたはサードパーティ・アプリケーションからExpensesに転送するには、データはXML形式で表示される必要があります。正しくフォーマットされたXML払戻支払データ・ファイルをfin/expenses/importディレクトリのUCMにアップロードします。
ファイル処理を最適化するためのベスト・プラクティスは、払戻支払データ・ファイルにMM-DD-YYYY HH-MM ExmPaymentExtractの命名規則を使用することです。
UCMにアップロードしたXMLファイルは、次の図に示す構造と正確に同じである必要があります。
