シナリオ: 「配分のみ」に更新された利害関係者の逆仕訳および再配分
前述の例では、配分T1D3が請求され、請求書が利害関係者S3に送信されました。次の表に示すように、S3の所有割合は25%です。
配分 | 利害関係者 | 所有割合 | 請求書番号 |
---|---|---|---|
T1D3 | S3 | 25% | T2D3inv |
新しい所有権定義で、所有割合を変更せずに、利害関係者S3を「配分のみ」としてマークするとします。こうすると、この配分済原価をこの利害関係者に請求できなくなるため、請求書の金額をバックアウトする必要があります。そのため、プロセスによって逆仕訳済配分が作成され、請求書のクレジット・メモを作成できるようになります。また、プロセスにより、「配分のみ」とマークされた再配分済レコードも作成されます。
配分 | 利害関係者 | 所有割合 | 所有権定義有効日 | 配分明細タイプ |
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T1D3 | S3 | 25% | 1/01/2019 - 12/31/2019 | 取消済(当初配分明細) |
T1D3RV | S3 | 25% | 1/01/2019 - 12/31/2019 | 逆仕訳済 |
T1D3RD | S3 | 25% | 6/01/2019 - 12/31/2019 | 再配分済 |