利害関係者の更新

利害関係者に対して実行できる更新は、そのステータスによって異なります。

  • 待ち状態。利害関係者作成時の初期ステータスです。

  • アクティブ。利害関係者を合弁企業の所有権定義に追加できます。

  • 非アクティブ。利害関係者が合弁企業に参加しなくなったときに使用されます。

ノート: 利害関係者に対してユーザー定義ステータスを設定することもできます。

「待ち状態」ステータスの利害関係者の更新

利害関係者の初期ステータスは「待ち状態」です。このステータスの利害関係者の詳細を更新できます。利害関係者の設定後、ステータスを「待ち状態」から「アクティブ」に変更できます。

「アクティブ」ステータスの利害関係者の更新

所有権定義に関連付けられていない場合は、「アクティブ」ステータスの利害関係者に変更を加えることができます。

利害関係者が所有権定義に関連付けられている場合、変更できる詳細は制限されます。利害関係者タイプおよび特定のパートナ情報は変更できません。ただし、利害関係者に対して配分が生成されていない場合は、請求プリファレンスなどのその他の詳細を変更できます。利害関係者の名前を変更することもできます。詳細は、「請求パートナ名および利害関係者名の変更」を参照してください。

「アクティブ」ステータスの利害関係者を変更するかわりに、新しい利害関係者を作成する必要がある場合があります。たとえば、管理パートナの組織の内部利害関係者は、分社化により独立した会社になる可能性があります。この場合、以前の内部利害関係者に対して新しい請求パートナを設定し、新しい請求パートナを使用して新しい外部利害関係者を作成する必要があります。

利害関係者ステータスを「アクティブ」から「非アクティブ」に変更する前に、利害関係者が未処理のトランザクションまたは配分、あるいはその両方に関連付けられていないことを確認してください。これは、Oracle Joint Venture Managementは非アクティブな利害関係者に対して未処理のトランザクションまたは配分が存在するかどうかをチェックせず、非アクティブな利害関係者に対して配分および請求書を作成するためです。

「非アクティブ」ステータスの利害関係者の更新: 不可

「非アクティブ」ステータスの利害関係者に対して変更を加えることはできません。変更を加えるには、まず利害関係者を「アクティブ」に戻す必要があります。