売掛/未収金のチャネル収益管理

Oracle Channel Revenue Managementは、ディストリビュータ、再販業者および取引プログラムとの間接的な流通チャネルを管理します。

ビジネスの過程では、階層ベースのボリューム割引、破損品、販促以外の取引要求、超過料金、支払義務のある割引、以前の契約の状況など、係争およびその他の取引の問題が発生することがよくあります。これらの問題および類似した問題のいずれも、請求書または顧客の未回収残高の過小支払につながる可能性があります。

また、特定のオーダーやサービスに対して顧客の超過支払が発生する場合があります。

ReceivablesとChannel Revenue Managementの統合によって、要求の処理と決済の売掛/未収金側の管理に必要なサービスが提供されます。

これらのサービスには、次が含まれます。

• 顧客未回収残高に対する非請求書関連の過少支払および超過支払に対する要求調査の開始。

• 特定の請求書の請求書関連の過小支払および超過支払に対する要求の開始。

• Receivablesでの適切な入金の作成、およびChannel Revenue Managementに対する請求書関連の要求または非請求書関連の要求調査の発行。

• 要求決済の売掛/未収金側の処理。

Receivablesには、チャネル収益管理で入金を処理して要求開始するためのツールが用意されています。

• 「入金の編集」ページ: 「要求調査の作成」ウィンドウ: 顧客未回収残高に消し込まれた入金に対して記録された、非請求書関連の過少支払または超過支払の要求調査を開始します。

• 「入金の編集」ページ: 「チャネル収益要求の作成」ウィンドウ: 入金に対する請求書消込の過少支払または超過支払に対するチャネル収益要求を開始します。

• ロックボックス: 請求書関連および非請求書関連の両方の過小支払と超過支払に対して、ロックボックス入金から要求を開始します。送金参照が無効なロックボックス入金に対して、非請求書関連の控除要求調査を自動作成します。

• 入金バッチADFDIスプレッドシート: 請求書関連の過小支払と非請求書関連の超過支払の両方に対して、バッチで作成された入金から要求調査を開始します。

• 入金SOAPサービス: 入金SOAPサービスの操作およびオプション属性に対する機能拡張によって、過小支払および超過支払に対する請求書関連の要求および非請求書関連の要求調査を作成します。

  • 標準入金の作成SOAPサービス: CreateApplyReceiptおよびProcessApplyReceipt操作により、請求書関連の要求を作成します。

  • 標準入金の作成SOAPサービス: CreateActivityApplicationおよびProcessActivityApplication操作により、非請求書関連の要求調査を作成し、CreateActivityUnapplicationおよびProcessActivityUnapplication操作により、非請求書関連の要求調査の消込を取り消します。

  • 標準入金および入金消込SOAPサービス: CreateandApplyReceipt操作により、超過支払に対する請求書関連の要求を作成します。

  • 標準入金SOAPサービス: CreateReverseReceipt、ProcessReverseReceipt、CreateUnapplyReceiptおよびProcessUnapplyReceipt操作により、関連する消込の入金戻し処理または消込取消後に取消に適格なオープン要求を取り消します。

  • 「入金の編集」ページ: 「入金詳細」: 「消込」タブおよび「活動」タブ: SOAPサービスで作成された要求の詳細をレビューします。

• 補助元帳会計の関連設定で、要求および要求調査の決済を記録します。

• 売掛/未収金の関連設定で、過少支払および超過支払に関連する入金処理を自動化します。

• 顧客要求の決済プロセスの実行後に、過少支払および超過支払の決済を最終会計処理します。