請求書明細の入力に関するガイドライン
顧客への請求対象の商品やサービスを請求書に入力するには、請求書明細を使用します。請求書明細の作成には、在庫品目を入力する、メモ明細を入力する、フリー・テキストの明細摘要を入力するという3つの方法があります。
請求書明細情報の入力および更新に関する次のガイドラインを参照してください。
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在庫品目
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単価
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税込金額
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税金明細の更新
在庫品目
在庫品目を入力する場合、倉庫名を入力して、その品目の出荷元事業所を示すことができます。自動会計が標準明細に基づいている場合、在庫品目と倉庫名を使用して、会計フレックスフィールド情報を作成できます。たとえば、複数の在庫組織を使用して自動会計を設定し、標準明細に基づいて収益勘定を作成します。自動会計は、ここで入力された品目と倉庫を使用して、収益勘定の製品セグメントを作成します。
単価
請求書明細品目の単価を入力します。プラスまたはマイナスの数値を入力できます。単価のデフォルト値は、税金明細と運送費明細ではゼロです。
メモ明細品目を入力する場合、デフォルト単価は、メモ明細に定義されたユニット単価です。この価格を受け入れるか、実際の販売価格を入力できます。請求書の通貨が元帳通貨と異なる場合、デフォルト単価を計算するための算式は、(標準価格 / 通貨換算レート)です。
税込金額
「税込金額」フィールドで選択する値は、この明細の金額に税額を含めるかどうかを指定します。デフォルト値は「税率の使用」で、この場合、税込金額の表示は、この明細の税率コードの「税込」オプションの設定に応じて異なります。この税率コードの「上書きの許可」オプションが使用可能になっている場合、この設定を変更できます。この設定を変更すると、明細金額が再計算されます。
税金明細の更新
請求書の税率コードの「上書きの許可」オプションが使用可能である場合、その税率コードを変更できます。正しい税率を使用したり、免税を含めるなどの他の変更を請求書に反映するために、新しい税金明細を手動で作成することもできます。