マッピング・ルール
コーポレート・カード経費タイプ・マッピング・ルールは、カード・フィード・ファイルのトランザクション・コードと事前定義済のカード経費タイプの間の対応付けです。このリンクにより、アプリケーションで経費精算書内のトランザクションの経費タイプを自動的に生成できます。
経費精算書に経費タイプを自動的に移入するには、次のステップを実行する必要があります:
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コーポレート・カード・フィード・ファイルのトランザクション・コードを参照タイプとして定義します。
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事前定義済のコーポレート・カード経費タイプをフィード・ファイルのトランザクション・コードにマップします。
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マッピング・ルールをコーポレート・カード・プログラムに割り当てます。
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それぞれのビジネス・ユニットのデフォルトの経費精算書テンプレートで事前定義済のコーポレート・カード経費タイプをユーザー定義の経費タイプにマップします。

フィード・ファイルのトランザクション・コードの定義
コーポレート・カード会社によって、コーポレート・カード・フィード・ファイル内の各トランザクションのトランザクション・コードが提供されます。これらのトランザクション・コードは、MIS産業コード、SICコードまたは業者カテゴリ・コードのいずれであっても、アプリケーションで参照として設定する必要があります。Oracle Fusion Expensesには事前定義済の参照タイプが用意されているため、これらのトランザクション・コードを定義できます。
Expensesには、業者カテゴリ・コードおよびSICコードの事前構成済リストも用意されています。それらにアクセスする方法は、次のとおりです:
- 「設定と保守」作業領域で、次の項目に移動します。
- オファリング: 財務
- 機能領域: 経費
- タスク: 標準参照の管理
- 「標準参照の管理」リンクをクリックします。
- 「標準参照の管理」ページの「検索」セクションで、次に示す参照タイプまたはその内容を使用して目的の参照を検索します:
参照タイプ 内容 ORA_EXM_MCC_CODES 経費業者カテゴリ・コード ORA_EXM_SIC_CODES 経費SICコード
トランザクション・コードへのコーポレート・カード経費タイプのマップ
Expensesには、事前定義済のコーポレート・カード経費タイプが単一の参照タイプとして用意されています。この参照タイプは、会社固有の経費タイプを含むように構成できます。その後、事前定義済のコーポレート・カード経費タイプをコーポレート・カード・トランザクション・コードに関連付ける必要があります。この関連付けは、マッピング・ルールと呼ばれます。
また、Expensesには、そのまま使用することも、ビジネス要件に応じて変更することもできる事前構成済マッピング・ルールのセットも用意されています。
- 「設定と保守」作業領域で、次の項目に移動します。
- オファリング: 財務
- 機能領域: 経費
- タスク: コーポレート・カード経費タイプ・マッピング・ルールの管理
- 「コーポレート・カード経費タイプ・マッピング・ルールの管理」リンクをクリックします。
- 「コーポレート・カード経費タイプ・マッピング・ルールの管理」ページで、次のいずれかの事前構成済マッピング・ルールを選択します:
- 経費SICコード
- 業者カテゴリ・コード
事前構成済ルールをそのまま使用することも、ビジネス要件に合うように変更することもできます。
コーポレート・カード・プログラムへのマッピング・ルールの割当
アップロード・プロセスで正しいマッピング・ルールを使用できるようにするには、コーポレート・カード・プログラムにマッピング・ルールを割り当てる必要があります。次のいずれかについて、経費タイプを経費精算書に自動的に移入する複数のマッピング・ルールを設定できます:
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eFolioまたはレベル2と呼ばれる要約トランザクション
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レベル3と呼ばれる詳細トランザクション
経費タイプへのコーポレート・カード経費タイプのマップ
個々の経費の経費タイプを自動的に移入するには、最後の設定を実行する必要があります。経費精算書テンプレートで、事前定義済のコーポレート・カード経費タイプをユーザー定義の経費タイプに関連付けます。アップロード・プロセスでは、トランザクションのビジネス・ユニットのデフォルトの経費精算書テンプレート・マッピングを使用して、カード経費について表示される経費タイプが導出されます。