領収書管理ルールの設定のオプション
領収書管理により、必要なすべての経費精算書領収書が従業員によって確実に提出されます。これを行うために、次のタイミングを判断する領収書ルールおよび通知ルールを作成できます:
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従業員に通知を送信するタイミング
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領収書がないか領収書の期限が超過しているために経費精算書に支払保留を適用するタイミング
領収書ルールと通知ルールを会社の各ビジネス・ユニットに割り当てて、ビジネス・ポリシーを反映できます。会社のポリシーに従って領収書ルールと通知ルールを設定した場合、欠落および期限超過した領収書原本または領収書画像が提出されるまで、支出について従業員に払い戻されません。
会社の領収書管理ルールを設定する場合は、次を指定できます:
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領収書のタイプ
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領収書要件の粒度
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領収書要件
領収書のタイプ
領収書管理の最初に決定する最も重要なことは、会社が経費精算書の発行に必要な領収書のタイプを指定することです。次のものが必要になります:
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領収書原本
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領収書画像
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領収書原本および領収書画像
会社の領収書要件は、領収書および通知ルールの作成ページのヘッダーで指定できます。領収書原本とは、従業員が経費の発生後に受け取る紙の領収書です。領収書画像とは、オンライン経費精算書に添付できるように、カメラやスキャナ、FAXでデジタル・イメージに変換された経費領収書です。
領収書画像が必要であることを指定する場合は、経費精算書への添付が必要な経費精算書プロセスのポイントも指定する必要があります。
領収書要件の粒度
領収書管理で2番目に決定することは、領収書ルールを定義するレベルを指定することです。領収書ルールは、次のレベルの全部またはいずれかで指定することも、まったく指定しないこともできます:
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組織レベル: 領収書および通知ルールの作成ページ
ノート:領収書および通知ルールの作成ページで必要な領収書タイプを選択しない場合、Expensesでは、必要なデフォルトの領収書タイプとして原本のみが選択されます。
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テンプレート・レベル: 「経費精算書テンプレートの作成」ページ、「領収書要件」タブ
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経費タイプ・レベル: 「経費タイプの編集」ページ、「領収書要件」タブ
次の表は、Expensesで領収書ルールおよび通知ルールが処理される順序を示しています。最下位レベルから始まり、最上位レベルに移動します。
Expensesで領収書ルールおよび通知ルールが処理される順序 |
レベル |
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最下位レベル |
経費タイプ |
中間レベル |
テンプレート |
最上位レベル |
組織 |
領収書要件
領収書管理で3番目に決定することは、領収書要件を指定することです。これらは、「経費精算書テンプレートの作成」ページまたは「経費タイプの編集」ページの「領収書要件」タブで定義できます。
次のものについて領収書要件を指定できます:
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現金経費明細
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コーポレート・カード経費明細
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マイナスの経費明細
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領収書なしの不許可
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領収書なしの警告の表示