Expense Assistantの設定の概要
Oracle Expense Assistantは、会話型エクスペリエンスを使用してユーザーが経費を作成および管理できるOracle Fusion Applications Digital Assistantの1つのスキルです。
Expense Assistantを有効にすると、組織内のユーザーは携帯電話からのSMSなどの会話チャネルを使用して一般的な経費タスクを実行できるので便利です。ユーザーがExpense Assistantを使用して実行できるタスクの一部を次に示します:
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経費項目の作成
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経費項目の変更
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経費精算書のステータスのチェック
開始する前に
Expense Assistantをユーザー用に構成する前に、次に示すいくつかのタスクを実行する必要があります:
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Expense AssistantはERP製品のSKUに含まれ、顧客がすぐに使用できるようになっています。Expense Assistantは、包括的なOracle Fusion Applications Digital Assistant (FADgitialAssistant)の一部です。すぐに使用できるExpense Assistantを拡張したり、新しいデジタル・アシスタントを構築するには、Oracle Digital Assistant Platform for SaaS SKUを購入する必要があります。
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『Oracle Digital Assistant for Cloud Applicationsスタート・ガイド』の手順に従って、Oracle Fusion Applications Digital Assistantを設定する必要があります。次に、デジタル・アシスタントを設定するために実行する必要がある手順の概要を示します:
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デジタル・アシスタント・プラットフォームへのアクセス権を付与する組織内のユーザーを指定し、サービス管理者、サービス開発者、サービス・ビジネス・ユーザーなどのロールを割り当てます。『Oracle Digital Assistant for Cloud Applicationsスタート・ガイド』の「デジタル・アシスタントの構成」の章の「デジタル・アシスタントのユーザー・ロール」のトピックを参照してください。
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ODAサービス管理者としてログインし、Oracle Digital Assistantの最新バージョンを選択し、デジタル・アシスタントをトレーニングします。『Oracle Digital Assistant for Cloud Applicationsスタート・ガイド』の「デジタル・アシスタントの構成」の章の「デジタル・アシスタントのアクセスおよび設定」のトピックを参照してください。
- Oracle Web、Microsoft Teams、Twilio SMSなどのチャネルを構成して、デジタル・アシスタントに関連付けます。詳細は、チャネルの構成を参照してください。
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デジタル・アシスタントを設定したら、次のステップを使用して経費デジタル・アシスタントを構成できます:
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「データベース検索用財務オブジェクトの同期」プロセスをスケジュールおよび実行します。このプロセスでは、従業員が経費タイプの導出に役立てるために使用する業者のリポジトリが作成されます。
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Expense Assistantを設定します。
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