配分セット
配分セットでは、購買オーダーと照合されない請求書の配分が自動的に作成されます。たとえば、請求書の広告費用を4つの部門に配賦する広告サプライヤ用の配分セットを作成できます。
「サプライヤ・サイト」ページの「サイト割当」タブで、デフォルトの配分セットを指定できます。配分セットをサプライヤ・サイトに割り当てない場合でも、請求書入力時に請求書にセットを割り当てることができます。
配分セットには次のものを含めることができます。
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所得税タイプ: 連邦レポート済サプライヤの配分セットを作成している場合は、所得税タイプを入力できます。
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税金コードは配分セットでは使用されません。
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プロジェクト情報: Oracle Fusion Project Costingを使用している場合は、請求書配分にプロジェクト情報を含めることができます。プロジェクト関連の配分セットを使用する場合は、プロジェクト情報は請求書配分で自動的に入力されます。配分のプロジェクト・フィールドを上書きできます。
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付加フレックスフィールド: 配分セット明細で付加フレックスフィールドを使用している場合、セットによって作成される請求書配分に付加フレックスフィールド情報がコピーされます。
請求書ビジネス・ユニットの配分セットは、パーセントありおよびパーセントなしで定義できます。
パーセントありの配分セット
配賦パーセントがわかっている場合は、100パーセントの配分セットを使用します。たとえば、2つの部門に賃貸費用を配賦する配分セットを作成できます。請求書金額の70パーセントを販売施設の費用勘定に配賦し、30パーセントを管理施設の費用勘定に配賦できます。
パーセント配分セットには、正と負の両方のパーセントを含めることができます。
パーセントなしの配分セット
配賦パーセントがわからない場合は、0パーセントの配分セットを使用します。たとえば、月次従業員数に基づいて施設費用を配賦するとします。各部門の経費配分を含むゼロ・パーセント配分セットを定義できます。これにより、請求書入力時に配分金額を入力できます。