支払要求

Oracle Fusion Payablesでは、内部または外部ソースからの要求を受け取り、サプライヤとして定義されていない受取人に資金を支出できます。Payablesでは、これらの要求を支払要求として記録します。

内部支払要求は、Oracle Fusion ReceivablesおよびOracle Fusion Expensesから送信されます。Receivablesからは顧客払戻の支払要求を、Expensesからは経費精算書の支払要求を作成できます。Payablesの支払管理機能を使用して、資金を支出し、支払プロセスを管理できます。

外部ソースからの支払要求は、単発支払を実行するためのファイル・ベース・データ・インポート(FBDI)スプレッドシートを使用してインポートできます。トランザクションのインポート、更新、承認、支払と、支払のステータス更新の取得を行うことができます。トランザクションがアプリケーションにインポートされると、受取人、パーティおよび銀行口座が自動的に作成されます。

支払要求の設定

次の設定が支払要求プロセスに影響します。

• 請求書オプション: 支払条件、支払グループ、支払優先度などの支払要求のデフォルト・オプションを設定します。

• 文書連番カテゴリ: 事前定義済の支払要求カテゴリを使用して文書連番ポリシーに準拠するか、文書カテゴリを上書きします(許可されている場合)。

• 買掛管理および調達に共通のオプション: 単発支払のデフォルトの負債勘定および減価償却費勘定を入力します。

Oracle Fusion Paymentsで次の設定を使用すると、他の支払とは別に支払要求を管理できます。

• 支払方法管理

• 支払方法デフォルト・ルール

• 支払ファイルおよびレポート・フォーマット

• 支払属性検証

支払要求に関するレポート

元のアプリケーションで支払要求の進捗を追跡できます。支払要求が承認された後、次のレポートを使用して、Payablesで要求をレポートおよび監査できます。

• 買掛/未払金請求書年齢調べ

• 証憑番号別買掛/未払金請求書監査リスト

• 買掛/未払金オープン項目再評価

• 買掛/未払金現預金要求