リソースの目標稼働率の決定方法
「ターゲット稼働率の管理」設定ページから、ターゲット稼働率を設定できます。これは、プロジェクト・エンタープライズ労務リソースが割り当てられたプロジェクトの作業をする予定の時間数をそのリソースの稼働可能な時間数と比較した比率です。
設定すると、リソース・マネージャ・ダッシュボードに表示され、実績稼働率および予測稼働率と比較できます。
リソースのターゲット稼働率の設定方法
ターゲット稼働率は2つのレベルで設定できます
レベル |
UIコンポーネント |
摘要 |
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企業 |
企業のターゲット稼働率 |
リソースのジョブに特定の上書き率が存在しないかぎり、すべての管理対象プロジェクト・エンタープライズ労務リソースに適用されます。 |
リソース・ジョブ |
ターゲット稼働率上書き |
特定のジョブを持つリソースの割合を設定し、このロールのエンタープライズ・ターゲット稼働率を上書きします。このリソースには、Oracle HCMでこのジョブを割り当てる必要があります |
ターゲット稼働率の計算
リソース稼働データの更新プロセスにより、リソース・プールに割り当てられているすべてのリソースのターゲット稼働率が計算されます。
例
企業の目標稼働率が80%であると仮定します。ターゲット稼働率を設定するには、「ターゲット稼働率の管理」設定ページのデフォルト・ターゲット稼働率を100%から80%に変更します。
また、シニア・アーキテクトが自分の時間の半分を内部活動に使用すると仮定します。シニア・アーキテクトの目標稼働率を設定するには、シニア・アーキテクトのジョブに対する目標稼働率の上書きを50%と入力します。
すべてのリソースのターゲット稼働率として80%が使用されますが、シニア・アーキテクトのジョブに対しては上書きされて、かわりに50%を使用して稼働率が計算されます。