モデル詳細またはコントロール詳細の表示
「モデル」および「コントロール」ページの各行には、モデルまたはコントロールに関する要約情報が表示されます。詳細を表示する方法を示します。
詳細の展開
各行には、モデルまたはコントロールに関する要約詳細が表示されます。表示される詳細は、列の表示メニューで選択した内容によって異なります。ただし、通常は値が他のページへのリンクとして機能する「名前」列と「結果数」列を選択します。選択できる列には、次のものがあります。
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結果数: モデルの場合は、モデルの最後の実行で検出された違反の数です。コントロールの場合、これはコントロールによって生成された保留中のインシデントの数です。ただし、この場合、フィールドには(現在ログオンしているユーザーとして)アクセスできるインシデントのみがレポートされます。どちらの場合も、結果を表示するページへのリンクでもあります。
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「タイプ」列:
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「アクセス」は、Oracle Advanced Access Controlsで作成されるモデルまたはコントロールを示します。
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「トランザクション - パターン」は、パターン・フィルタを使用して統計分析を実行するOracle Advanced Financial Controlsモデルを示します。(標準フィルタまたは関数フィルタも使用できます。)
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「トランザクション - 定義済」は、標準フィルタまたは関数フィルタのみを使用してリスクを定義するOracle Advanced Financial Controlsモデルを示します。
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「トランザクション」は、Oracle Advanced Financial Controlsで作成されるコントロールを示します。パターン・モデルをコントロールとしてデプロイできないため、パターンと定義済の違いはコントロールにとって意味がありません。すべてのトランザクション・コントロールは、定義済コントロールです。
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行を展開して、それが表すオブジェクトの詳細を表示できます。そのためには、行の三角形のアイコンをクリックします。
たとえば、Hector Lassieが2022年8月12日に「Credit memos paid to a wrong pay site」というモデルを作成したとします。彼は、9月17日に更新した後、同じ日に実行しました。293個のレコードが返されました。このモデルの行には、その名前、実行日として9月17日、およびその結果数として293が表示されます。ただし、この行の三角形のアイコンをクリックすると、非表示のパネルが開き、追加の値が表示されます。これらには、説明とそのタイプ(この場合は「トランザクション - 定義済」)が含まれます。詳細には、モデルを作成、更新および実行したユーザーとして「Hector Lassie」、これらの処理の実行日、およびその実行ステータス(この場合は「完了済」)も含まれます。
観点および関連レコード値の表示
モデルまたはコントロールの場合、展開された詳細表示には観点フィールドが含まれ、その観点フィールドはオブジェクトに割り当てられた観点値の数を示します。コントロールは、Oracle Fusion Cloud Financial Reporting Complianceで作成されたオブジェクトに関連している場合があります。コントロールの拡張表示には、「関連レコード」フィールドも含まれており、関連オブジェクトの数が表示されます。各数値の上にカーソルを置くと、観点値(およびそれらが属する階層)または関連オブジェクトの名前が表示されます。
たとえば、「買掛/未払金請求書の複製」というモデルに単一の観点値を割り当てることができます。この場合、展開された詳細パネルの「観点」フィールドには数値1が表示されます。この数値の上にマウス・カーソルを置くと、観点値の名前とその階層(「組織」観点の北米など)が表示されます。
結果の表示
「モデル」ページからはモデルを実行できませんが、実行されたモデルの最新の結果を表示できます。「コントロール」ページからは、コントロールの実行と結果の表示の両方を行えます。いずれの場合も結果を表示するには、オブジェクトの「結果数」値を選択します。
たとえば、「クレジット・メモ」モデルの行には、結果数293が含まれます。このエントリをクリックすると、各行が1つのモデル違反を表すページが開きます。