2 Microsoft IISターゲットの検出
この章では、Enterprise Managerを使用してMicrosoft Internet Information Services (IIS)ターゲットを検出する方法について説明します。
この項の内容は次のとおりです。
Microsoft IISターゲットの検出
プラグインを正常にデプロイできたら、次のステップに従って、集中モニタリングおよび管理のためにプラグイン・ターゲットをEnterprise Managerに追加します。
- Enterprise Managerにログインします。
- 「設定」、「ターゲットの追加」、最後に「ターゲットの手動追加」の順にクリックします。
- 「ターゲットの手動追加」ページで、非ホスト・ターゲットの手動追加の下の「ターゲットの手動追加」を選択し、「ターゲット・タイプ」としてMicrosoft IISを選択し、「モニタリング・エージェント」を選択し、「手動追加」をクリックします。
- Microsoft IISの追加ページで、「ターゲット名」を指定し、「OK」をクリックします
EMCLIを使用したターゲットの追加
EMCLIを使用してMicrosoft IISターゲットを追加するには、add_target
動詞を使用します。
例:
emcli.bat add_target
-name=”IIS Target”
-type=”microsoft_iis”
-host=”HostTargetName”
次のオプションを指定する必要があります。
- ターゲット名: *-name*
アルファベット文字で開始し、英数字、マルチバイト文字、スペース、-、_、.、:、/、(、)のみを使用する必要があり、最大長は256文字です。
- ターゲット・タイプ: *-type*
常に"oracle_jboss"を使用します(引用符も含む)。
- ホスト名: *-host*
このターゲット・インスタンスのデータを収集する管理エージェントを実行しているマシンのネットワーク名です。
プラグインの検査および検証
プラグインでデータの収集が開始するまで数分間待機した後、次のステップを使用して、プラグイン・ターゲットがEnterprise Managerで適切に監視されていることを検査および検証します。
- 「すべてのターゲット」ページでMicrosoft IISターゲット・リンクをクリックします。
- 「ターゲット」メニューから「モニタリング」、「メトリック収集エラー」の順にクリックして、メトリック収集エラーが報告されていないことを確認します。
- 「ターゲット」メニューで「情報パブリッシャ・レポート」をクリックしてMicrosoft IISターゲット・タイプのレポートを表示し、レポートが表示されること、およびエラーが報告されていないことを確認します。
- 「ターゲット」メニューで、「構成」、「最新収集」の順にクリックし、構成データが表示されていることを確認します。構成データがすぐに表示されない場合は、「最新の構成」ページで「リフレッシュ」をクリックします。