プログラム・リソース使用率モニタリング基準の構成
Enterprise Managerでは、様々なフレーバーのUNIXオペレーティング・システムを実行しているホスト上で、<program name, owner>の組合せにより消費されるCPUリソースをモニターします。オペレータはリソース消費をモニタリングする基準を構成する必要があります。この機能で、CPUリソースの消費量を追跡できます。
オペレータはモニタリング設定ページを使用し、プログラム・リソース使用率のモニタリング基準を指定する必要があります。
プログラム・リソース使用率の基準を構成する手順は、次のとおりです。
モニター対象オブジェクトの指定に関するノート
一連の<Program Name, Owner>でモニター対象の基準を指定します。「モニター対象オブジェクト」表の各行で、モニター対象の一意の基準を指定します。
列 | 説明 |
---|---|
プログラム名 |
プログラム名は、ホスト・オペレーティング・システムで実行されているコマンドの名前です。UNIXシステムでは、psコマンドを使用して、実行中の各プロセスの名前を表示できます。プログラム名については、正確な名前またはSQLワイルド・カード(%および_)を含む名前のいずれかを指定できます。SQLワイルドカードは0文字以上の文字に一致します。SQLワイルドカード_は1つの文字に一致します。 |
所有者 |
所有者は、ホスト・オペレーティング・システムで任意のプロセスを実行しているユーザーの名前です。UNIXシステムでは、psコマンドを使用して、実行中の各プロセスの名前を表示できます。所有者については、正確な名前またはSQLワイルド・カード(%および_)を含む名前のいずれかを指定できます。SQLワイルドカードは0文字以上の文字に一致します。SQLワイルドカード_は1つの文字に一致します。 |