パッチ計画の分析、準備およびデプロイ
注意:

「パッチ計画の作成」で作成したパッチ計画を分析してデプロイする(またはパッチ・テンプレートとして保存する)には、次のステップを実行します。
- 「パッチ計画へのアクセス」で説明した方法のいずれかを使用して、パッチ計画にアクセスします。
Cloud Controlに計画の作成ウィザードが表示されます。
- 計画の情報ページで、次のようにします。
- 「概要」セクションで、パッチ計画名を検証します。必要な場合は、計画名を編集できます。
- (オプション)パッチ計画に関する簡単な説明を入力します。
- (オプション)「アクセス許可対象」セクションで、「追加」をクリックして管理者またはロールに現在のパッチ計画へのパッチ計画アクセス権限を付与します。
「管理者に権限を追加」ウィンドウで、管理者またはロール、付与するアクセス権限を選択して、「権限の追加」をクリックします。
ノート:
- パッチ計画内から、Cloud Controlで以前に作成した管理者またはロールにパッチ計画権限のみを付与できます。パッチ計画内から管理者またはロールを作成することはできません。パッチ計画およびパッチ・テンプレートに必要なロールおよび権限の詳細は、パッチ適用に必要なロールを持つ管理者の作成を参照してください。
- 管理者またはロールを削除するには、「アクセス許可対象」セクションで、削除する管理者またはロールを選択して「削除」をクリックします。
- 「次」をクリックします。
- 「パッチ」ページで、次のようにします。
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パッチ計画に追加したパッチを確認します。構成の推奨パッチは、自動的にパッチ計画に追加されます。また、手動で追加したパッチも表示されます。
すでにパッチ計画にあるパッチに追加のターゲットを関連付けるには、「パッチ計画内のパッチへの追加ターゲットの関連付け」で説明する手順を実行します
パッチの詳細を表示するには、パッチを選択してコンテキスト・メニューから「表示」をクリックします。分析およびデプロイメントからパッチを一時的に削除するには、「抑制」をクリックします。これでパッチはパッチ計画には残りますが、分析およびデプロイメントの対象とはみなされません。
- 「次」をクリックします。
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- 「デプロイメント・オプション」ページで、次のようにします。
- 「パッチ適用方法」セクションで、使用するパッチのモードを選択します。
Oracle Exadataの一部ではないOracle RACターゲットおよびOracle Grid Infrastructureターゲットへのホーム外パッチ適用は、Oracle Databaseプラグイン用に12.1.0.5 Enterprise Managerがデプロイされている場合のみ使用可能です。Oracle Data Guardターゲットへのホーム外パッチ適用は、Oracle Databaseプラグイン用に12.1.0.5 Enterprise Managerがデプロイされている場合のみサポートされています。
Oracle WebLogic Server、Oracle Fusion ApplicationsおよびOracle SOAインフラストラクチャ・ターゲットに対しては、提供されるパッチ適用メカニズムはインプレース・パッチ適用のみです。これらのターゲットにはホーム外パッチ適用が提供されていません。「ホーム外パッチの適用の概要」を参照してください。
一度にターゲットの単一ノードにパッチを適用する場合は、「ローリング」を選択します。これはデフォルトのオプションで、停止時間はほとんどありません。ローリング・モードでターゲットにパッチを適用する際は、各ノードにパッチが適用された後、パッチ適用デプロイメント・プロシージャの実行を一時休止することもできます。この手順の詳細は、「ローリング・モードでターゲットにパッチを適用している際のパッチ適用プロセスの一時停止」を参照してください
同時にターゲットのすべてのノードにパッチを適用する場合は、「パラレル」を選択します。これは、ある程度の時間、システム全体を停止するため停止時間があります。ただし、すべてのターゲット・ノードが同時にパッチ適用されるため、このプロセスは時間がかかりません。
- ステージング先セクションで、次のようにします。
パッチをターゲットに適用する前に、ウィザードを使用してソフトウェア・ライブラリから一時的な場所にパッチをステージングする場合、「パッチのステージング」セクションで「はい」を選択します。ステージの場所を指定します。適用するパッチをすでに手動でステージングしている場合、「パッチのステージング」で「いいえ」を選択します。パッチを手動でステージングするには、パッチをダウンロードし、パッチをステージングする場所(親ディレクトリ)に移動し、パッチのZIPファイルと同じ名前でサブディレクトリを作成してから、パッチのZIPファイルの内容をこのサブディレクトリに抽出してください。「ステージングの場所」に親ディレクトリを指定します。ステージング場所が共有の場所である場合、「共有場所」を選択します。
たとえば、パッチ
699099.zip,
をダウンロードし、ステージング場所の親ディレクトリが/u01/app/oracle/em/stagepatch
の場合は、この親ディレクトリ内に699099
という名前のサブディレクトリを作成し、その中に内容を解凍します。ステージングの場所として/u01/app/oracle/em/stagepatch
を指定します。ノート:
WebLogic Server 10.3.6またはそれ以前のバージョンのターゲットへのパッチの適用の際に、カスタムのステージング場所を指定している場合、指定した場所は無視され、選択したパッチはSmartUpdateで構成されたデフォルトのディレクトリ(つまり
<WEBLOGIC_HOME>/utils/bsu/cache_dir
)にステージングされます。「ルート・コンポーネントのステージング」セクションで、ウィザードがルート・コンポーネントをステージングするかどうかを指定します。ルート・コンポーネントは、実行に対してroot権限を必要とする、一連のスクリプト(デプロイメント・プロシージャのディレクティブ・ステップの一部)です。Oracle Databaseターゲットにパッチを適用するには、ルート・コンポーネントが必要です。
ウィザードを使用してルート・コンポーネントをステージングする場合は、「ルート・コンポーネントのステージング」に「はい」を選択し、ルート・コンポーネントをステージングする場所(パッチ・ディスパッチャの場所)を指定します。
root_dispatcher.sh
が、この場所にコピーされます。ただし、すでにルート・コンポーネントをステージングしている場合、「ルート・コンポーネントのステージング」に「いいえ」を選択し、ルート・コンポーネントを適用する場所、つまりパッチ・ディスパッチャの場所を指定します。パッチ・ディスパッチャの場所を共有している場合、「共有のディスパッチャの場所」を選択します。パッチ適用ルート・コンポーネントを手動でステージングする方法の詳細は、「パッチ適用ルート・コンポーネントの手動ステージング」を参照してください
-
「資格証明情報」セクションに、必要な資格証明を入力します。優先資格証明を使用することも、別の資格証明を使用することもできます。
Oracle WebLogic ServerターゲットおよびOracle SOAインフラストラクチャ・ターゲットにパッチを適用するには、次の資格証明セットが必要です。
- Oracle WebLogicドメインの管理者資格証明: これらの資格証明は、ドメイン内のすべての管理対象サーバーをモニターする、そのドメインの管理サーバーに接続するために必要です。
- Oracle WebLogic Serverホーム資格証明: これらの資格証明は、異なるホストに存在するすべてのOracleホームに接続するために必要です。
また、「Weblogicドメインの管理者資格証明のオーバーライド」およびWebLogicホームの優先資格証明のオーバーライドを選択することにより、既存の資格証明のオーバーライドを選択することもできます。ただし、優先資格証明をオーバーライドする場合、その資格証明を検証する必要があります。Oracle WebLogic Serverターゲットでは、Oracle WebLogic Serverホーム資格証明のみを検証できます。管理者資格証明は検証できません。
ノート:
資格証明の検証は、管理エージェントが停止するか、資格証明が不適切な場合に失敗します。
パッチを適用する管理エージェント・ターゲットがセキュアでない場合、パッチを適用するすべての管理エージェント・ターゲットに優先管理エージェント・ホスト資格証明を設定する必要があります。管理エージェント・ターゲットに優先ホスト資格証明を設定するには、「設定」メニューから、「セキュリティ」を選択し、次に「優先資格証明」を選択します。Select the 「エージェント」ターゲット・タイプを選択して、次に「優先資格証明の管理」をクリックします。必要な管理エージェント・ターゲットに優先ホスト資格証明を設定します。
- (オプション)「カスタマイズ」セクションを使用して、パッチ計画が使用するデフォルトのデプロイメント・プロシージャをカスタマイズし、カスタマイズしたデプロイメント・プロシージャを使用してターゲットにパッチを適用します。
デフォルトでは、パッチ計画では、Oracleが提供する静的なデプロイメント・プロシージャ、または動的に生成されるOPlanベースのデプロイメント・プロシージャを使用してパッチを適用します。
Oracle Database 12.1.0.6プラグイン用のEnterprise Managerがシステムにデプロイされていない場合、動的に生成されるデプロイメント・プロシージャは、Grid Infrastructureターゲット(Oracle Exadataの一部であるものと、Oracle Exadataの一部ではないもの)、およびOracle RACデータベース・ターゲットにホーム外パッチ適用モードでパッチを適用するためにのみ使用されます。静的デプロイメント・プロシージャは、他のすべてのパッチ適用操作で使用されます。この両方のタイプのデプロイメント・プロシージャをカスタマイズし、カスタマイズしたデプロイメント・プロシージャを使用してターゲットにパッチを適用することを選択できます。
パッチ適用手順が静的デプロイメント・プロシージャから構成される場合は、「類似作成および編集」をクリックしてデフォルトのデプロイメント・プロシージャをカスタマイズします。カスタマイズしたデプロイメント・プロシージャを使用するには、「デプロイメント・オプション」ページの「カスタマイズ」セクションに表示されたリストからカスタマイズしたプロシージャを選択します。詳細は、「静的パッチ適用デプロイメント・プロシージャのカスタマイズ」を参照してください
Oracle WebLogic ServerまたはOracle SOA Infrastructureのターゲットにパッチを適用する場合、サーバーがデフォルトで停止されない場合に強制的に停止されるタイムアウト値を設定できます。デフォルトでは、停止時間は30分です。これは、「シャットダウンのタイムアウト(分単位)」フィールドに値を入力することで変更できます。タイムアウト値を設定し、この値がリアルタイム・システムのモニタリングに基づいていることを確認することをお薦めします。適用しているSOA InfrastructureのパッチにSQLアプリケーションの機能が含まれている場合は、「インストール後SQLスクリプト・メタデータ」フィールドに、使用されるSQLスクリプトへの絶対パスを指定する必要があります。SQLスクリプトの場所に関する詳細は、各パッチのそれぞれのReadmeドキュメントを参照してください。入力したSQLスクリプトがJDBCに準拠していることを確認してください。
Windowsホストで実行されているSOAインフラストラクチャ・ターゲットにパッチを適用するには、SOAパッチ内のSQLファイルに相対パスを提供するために、次の図に表示されている
%FMW_ORACLE_HOME%
環境変数を必ず使用してください。絶対パスを指定したり、
%ORACLE_HOME%
環境変数を使用すると、エラーが発生します。また、Windowsホストで実行されているSOAインフラストラクチャ・ターゲットへのパッチ適用を実行する前に、パッチを適用するSOAインスタンス・ホームから実行されているすべてのサーバーを停止する必要があります。SOAインスタンス・ホーム外で実行されているサーバーのみを停止すると、エラーが発生します。 -
「通知」セクションに、パッチ計画がスケジュール済、開始、アクションが必要、一時停止、成功、失敗の場合に、電子メール通知を有効化するかどうかを指定します。
電子メール通知を有効化するには、「パッチ適用プロセス時に通知の電子メールを受信」を選択して、必要なオプションを選択します。送信者または受信者の電子メール・アドレスが設定されていないという内容の警告のメッセージが表示される場合は、警告に記載されているアクションを実行してください。
- 「ロールバック」セクションで、「計画内のパッチをロールバックします」を選択し、計画にリストされているパッチをデプロイするかわりにロールバックします。
ロールバック操作は、管理エージェント、Oracle WebLogic ServerおよびOracle SOA Infrastructureでのみサポートされます。
パッチをロールバックする方法の詳細は、「パッチのロールバック」を参照してください
ノート:
- Oracle WebLogic Serverターゲットでは、パッチ適用およびロールバックはドメイン・レベルで発生します。ロールバック対象としてOracle WebLogic Serverターゲットを選択すると、管理サーバーおよび決定対象サーバーとともにドメインがロールバックされます。ロールバックするインスタンスを選択することや、ロールバックしないインスタンスをドメインから選択解除することはできません。
- SOAインフラストラクチャ・ターゲットでは、パッチ適用およびロールバックはインスタンス・ホーム・レベルで発生します。つまり、パッチを適用するSOA Oracleホーム・インスタンスを選択したり、既存のパッチのロールバックを開始する位置を選択できます。ロールバック対象のSOAホームから実行されているサーバーが他にある場合、それらのサーバーすべてと対応するドメイン、ロールバック可能なSQLメタデータ・スクリプトもロールバックされます。一部のSQLメタデータ・スクリプトはロールバックできません。この場合、パッチ(Oracleホーム内のビット)はロールバックされますが、SQLは変更されずにそのまま保持されます。
SOA構成にパッチを適用する際、パッチ適用が管理対象サーバーの1つで失敗し、他の管理対象サーバーで成功した場合、パッチが正常に適用されたすべての管理対象サーバーからパッチを削除する自動ロールバック処理は行われません。ただし、失敗について通知はされるため、手動でパッチをロールバックできます。
通常、パッチをロールバックする理由は次のとおりです。
- Oracleホームのパッチと競合している受信パッチを強制的に適用したが、後でその適用したパッチをアンインストールする場合。
- 適用したパッチが要件を十分に満たしていない場合(パッチによってバグが修正される可能性がありますが、同時に、プロセスに他のバグが侵入します)。
- 「競合チェック」セクションで、分析ステージでパッチ計画内のパッチの競合を検索する際に、Oracle自動リリース更新(ARU)が使用される、ARU競合チェックを有効化または無効化するかを指定します。また、デプロイ時にパッチ競合が発生した場合に、パッチ適用手順で実行する必要のあるアクションを指定します。
競合発生時にパッチ適用手順で、計画のデプロイを停止する場合は、「競合」で「競合で停止」を、競合しているパッチをロールバックして受信パッチを適用する場合は、強制適用を、競合していないパッチのみを適用して競合しているパッチの適用をスキップする場合は、「競合のスキップ」を選択します。
- 「次」をクリックします。
- 「パッチ適用方法」セクションで、使用するパッチのモードを選択します。
- 「検証」ページで、「分析」をクリックして競合をチェックします。「検証」画面で実行されるチェック内容の詳細は、計画の作成ウィザードについてを参照してください。
- 「レビューおよびデプロイ」ページで詳細を確認し、次のいずれかを実行します。
- ホーム外パッチ適用モードでターゲットにパッチを適用する場合は、「準備」をクリックします。この操作は、基本的に、ソースOracleホームをクローニングし、パッチを適用します。この状況が発生した場合、ソースOracleホームおよびデータベース・インスタンスは稼働中です。
「準備」をクリックすると、「デプロイの確認」ダイアログ・ボックスが表示され、「準備」操作をスケジュールできます。「準備」を選択します。「準備」操作を即時に開始する場合は、「即時」を選択します。「準備」操作を後で開始するようにスケジュールする場合は、「後で」を選択し、時間を指定します。「送信」をクリックします。
「準備」操作に成功したら、「デプロイ」 をクリックします。この操作は、基本的に、ソースOracleホームからクローニングおよびパッチ適用したOracleホームにターゲットを切り替えます。「準備」および「デプロイ」操作では、停止時間を最小化できます。
「デプロイ」をクリックすると、「デプロイの確認」ダイアログ・ボックスが表示され、「デプロイ」操作をスケジュールできます。「デプロイ」を選択します。「デプロイ」操作を即時に開始する場合は、「即時」を選択します。「デプロイ」操作を後で開始するようにスケジュールする場合は、「後で」を選択し、時間を指定します。「送信」をクリックします。
ノート:
ホーム外パッチ適用モードでOracleホームにパッチを適用するかわりに、(必要なパッチが存在する)ソフトウェア・ライブラリに保存したソフトウェア・イメージから直接Oracleホームをプロビジョニングできます。これを実行するには、次のステップに従います。- 「Oracleデータベースのプロビジョニング」デプロイメント・プロシージャを使用して、ソフトウェア・ライブラリに保存したソフトウェア・イメージをホスト上の必要な場所にプロビジョニングします。
- パッチ計画を作成します。プロビジョニングしたOracleホームの一部であるすべてのパッチをこの計画に追加します。
- 「デプロイメント・オプション」ページの「パッチ適用対象」セクションで、プロビジョニングしたOracleホームの場所を指定します。
- 計画を分析およびデプロイします。
- 他のモードで他のターゲットにパッチを適用する場合は、「デプロイ」をクリックします。
「デプロイ」をクリックすると、「デプロイの確認」ダイアログ・ボックスが表示され、「デプロイ」操作をスケジュールできます。「デプロイ」を選択します。「デプロイ」操作を即時に開始する場合は、「即時」を選択します。「デプロイ」操作を後で開始するようにスケジュールする場合は、「後で」を選択し、時間を指定します。「送信」をクリックします。
ノート:
- 「準備」または「デプロイ」操作をスケジューリングすると、「レビューおよびデプロイ」ページの「準備」または「デプロイ」ボタンの名前が「再スケジュール」に変更されます。「準備」または「デプロイ」操作を再スケジュールする場合は、「再スケジュール」をクリックし、「送信」をクリックします。
- 「準備」または「デプロイ」操作をスケジューリングした後、スケジュールを破棄してパッチ計画を最後の有効な状態に戻す場合は、「スケジュールの停止」をクリックします。
- 「準備」または「デプロイ」操作のスケジュールは、パッチ計画デプロイメント・オプションまたはパッチ・ターゲットを編集した場合には破棄されます。この場合は、パッチ計画を再度検証する必要があります。
- ホーム外パッチ適用モードでターゲットにパッチを適用する場合は、「準備」をクリックします。この操作は、基本的に、ソースOracleホームをクローニングし、パッチを適用します。この状況が発生した場合、ソースOracleホームおよびデータベース・インスタンスは稼働中です。
ノート:
正常に分析されたまたはデプロイされたパッチ計画をパッチ・テンプレートとして保存するには、「正常に分析されたまたはデプロイされたパッチ計画をパッチ・テンプレートとして保存」を参照してください。
競合するパッチ
WebLogic Server、SOAまたはService Busのパッチを適用するときに、パッチ間で競合が発生することがあります。これは分析フェーズ中に発生します。パッチ競合を解決するための適切なアクションは、「デプロイメント・オプション」ページで選択できます。詳細は、次の表を参照してください。
パッチ競合の解決は、WebLogic Server 12.1.2.0.0以降でサポートされます。
分析でパッチの競合が表示される場合、ユーザーは次のタスクまたはアクションを実行できます。
選択したアクション | 説明 |
---|---|
競合で停止 |
これは、競合の発生時にパッチ適用手順で計画のデプロイメントが停止されるようにする場合に選択します。 |
強制適用 |
これは、競合が発生した場合にパッチ適用プロシージャが競合するパッチをロールバックして受信パッチを適用するようにする場合に選択できます。 |
競合をスキップ |
これは、競合が発生した場合にパッチ適用プロシージャが競合しないパッチのみを適用し、競合するパッチの適用をスキップするようにする場合に選択できます。 |
12.1.2.0.0より前のバージョンのWebLogic Serverの場合、パッチの競合は次のステップを使用して解消できます。
- 新しいパッチ・セット更新を使用してパッチ計画を作成します。
- パッチを分析します。競合するパッチがある場合は、WebLogicホーム前提条件チェックの実行に、作成した新しいパッチ計画の一部である新しいパッチが関係する競合するパッチが示されます。
- 新しく作成したパッチ計画と競合していてロールバックする必要があるパッチ番号をノートにとります。
- すべてのターゲットの競合するパッチを含む新しいロールバック計画を作成します。
- ロールバック計画を分析します。
- ロールバック計画を適用します。
- 競合するすべてのパッチがWebLogic Serverホームから削除されました。パッチ・セット更新を使用して最初に作成したパッチ計画を分析できます。
- パッチ計画を適用します。