ガイド付き検出プロセスを使用した非ホスト・ターゲットの追加

ガイド付きプロセスを使用して非ホスト・ターゲットを追加するには、次のステップを実行します。

ノート:

ガイド付きプロセスを使用してターゲットを追加するときには、選択したターゲット・タイプに特有のスクリプトおよび自動化プロセスが実行されます。ガイド付きプロセスを実行するには、資格証明を入力する必要がある場合があります。

  1. 「設定」メニューから、「ターゲットの追加」「ターゲットの手動追加」の順に選択します。ターゲットの手動追加ページが表示されます。

  2. 「ターゲットの手動追加」ページで、「ガイド付きプロセスを使用した追加」を選択します。

  3. 「ガイド付きプロセスを使用した追加」ダイアログ・ボックスで、「Exalogic Elastic Cloud」「Oracleクラスタおよび高可用性サービス」「システム・インフラストラクチャ・サーバーILOM」「Oracle WebLogicドメイン」などのターゲット・タイプを選択します。「追加...」をクリックします。

  4. ターゲット・タイプの選択後、ターゲットを手動で追加するプロセスをガイドする、ターゲット・タイプに固有のウィザードに従います。

    確認後、ターゲットはEnterprise Managerの管理対象ターゲットになります。Enterprise Managerでは、単に情報が承認され、可能な場合は入力されたデータの検証が実行されて、ターゲットの監視が開始されます。

ノート:

非ホスト・ターゲットをEnterprise Managerに手動で追加すると、そのターゲットに必要なプラグインが管理エージェント(非ホスト・ターゲットが存在するホストをモニターする)に自動的にデプロイされます。プラグインをデプロイする際には、管理エージェントは保護されている必要があります。そのため、非ホスト・ターゲットをEnterprise Managerに手動で追加する前に、管理エージェントが保護されていることを確認します。ターゲットがEnterprise Managerに追加された後、つまり、必要なプラグインがデプロイされた後は、常に非保護でもかまいません。

管理エージェントの保護ステータスを確認し、必要に応じて保護するには、次の方法のいずれかを使用します。

  • 「設定」メニューから、「マネージャの管理」を選択し、「エージェント」をクリックします。目的の管理エージェントをクリックします。管理エージェントが保護されているかどうかを確認します。保護されていない場合、「エージェント」メニューから、「セキュア」をクリックして保護します。

  • 次のコマンドを実行して、管理エージェントが保護されているかどうかを確認することがもできます。

    <EMSTATE>/bin/emctl status agent

    管理エージェントが保護されている場合、前のコマンドの出力に表示される管理エージェントのURLはHTTPS URLです。ただし、表示される管理エージェントのURLがHTTP URLの場合、次のコマンドを実行して、管理エージェントを保護します。

    <EMSTATE>/bin/emctl secure agent