修正処理実行後のメトリック・アラートの再評価の有効化

Oracle Enterprise Manager 13cリリース5更新19 (13.5.0.19)以降、Enterprise Managerを有効にすると、次の収集スケジュールを待たずに、修正処理の実行後にメトリック・アラートを自動的に再評価できます。

メトリック・アラートの自動再評価を有効にするには、次のOMSプロパティをfalseからtrueに設定します。

  • oracle.sysman.core.events.reevaluateAlertsOnCASuccess

    修正処理が正常に完了すると、これによりアラートをクリアするためにアラートが作成されたメトリックの値が再評価されます(メトリックがしきい値未満の場合)。

  • oracle.sysman.core.events.reevaluateAlertsOnCAStop

    修正処理が停止すると、これによりアラートをクリアするためにアラートが作成されたメトリックの値が再評価されます(メトリックがしきい値未満であると仮定)。

ノート:

OMSプロパティは、emcli set_oms_propertyemctl set propertyを使用して設定することも、Enterprise Managerコンソールから直接設定することもできます。