イベント圧縮ポリシー
イベント圧縮ポリシーは、複数の相関イベントが1つのインシデントにグループ化(圧縮)される条件を識別することで、ノイズ低減メカニズムとして機能します。こうしたものはグローバル・ポリシーであり、すべてのインシデント作成ルールに適用され、デフォルトで有効になっています。イベント圧縮により、インシデントの全体的な量は、より意味のある管理しやすいセットに縮小できます。
イベント圧縮ポリシー
複数の即時利用可能なポリシーがあります。これは、関連イベントを1つのインシデントにまとめて圧縮する集合的な推奨方法を代表するものです。こうしたイベント圧縮ポリシーは、インシデント・ルール・セットと連動して、関連するイベントを単一のインシデントに圧縮します。イベント・ルールでは、イベントのセットといずれかのイベントが発生したときに実行するアクション(イベントに対するインシデントの作成など)を指定します。イベント圧縮を使用しない場合は、イベント発生時にイベントごとにインシデントが作成されるようになり、インシデントの数が増大する可能性があります。イベント・ルールには、インシデントの作成アクションの一環としてイベント圧縮ポリシーを使用するオプションがあります。このオプションを有効にすると、インシデントの作成前に、Enterprise Managerによってイベント・ルールのイベント・セットに適用可能なイベント圧縮ポリシーが検索され、そのポリシーに基づいてイベントが単一のインシデントに圧縮されます。インシデントの作成アクションが含まれる新規のルールは、イベント圧縮ポリシーを使用するように自動的に構成されます。
こうしたポリシーにアクセスして有効化/無効化を制御するには、Enterprise Managerコンソールから「設定」をクリックし、「インシデント」、「イベント圧縮ポリシー」の順に選択します。「イベント圧縮ポリシー」ページが次のように表示されます。

また、「インシデント・ルール」ページから「イベント圧縮ポリシー」ページに直接アクセスすることもできます。
- Enterprise Managerコンソールで、「設定」クリックして、「インシデント」、「インシデント・ルール」の順に選択します。
- 上部のバナー領域で、「イベント圧縮ポリシーの表示」をクリックします。
これらの圧縮ポリシーは、一般的なイベント・シナリオ用に提供され、次の項目を定義するロジックが含まれています。
- イベントのターゲット・タイプや特定の属性(イベント・タイプや重大度)に基づいて圧縮する必要があるイベント
- 圧縮/グループ化する条件
- 時間ウィンドウ(この範囲内に発生したイベントが圧縮対象になる)
- 圧縮されたインシデントが非クリア状態の場合およびクリア状態の場合に使用するメッセージの書式
イベント圧縮ポリシーはトップダウンで評価され、トップの優先度が高くなります(「順序」)。評価順序は、ルールに一致するポリシーが実行される順序です。

ポリシーの圧縮ロジックとインシデント・メッセージは、目的のポリシーをクリックしてポリシーの詳細ページを表示することで確認できます。次の例では、ポリシーの詳細ページに、クラスタ・データベースとそのメンバーについては、60分のウィンドウ内で発生した重大度がfatalのターゲット停止イベントを単一のインシデントに圧縮することが示されています。インシデント・メッセージの書式は次のようになります。
- 非クリア状態: クラスタ・データベース: %PARENT_TARGET_NAME%のメンバーに%EVENT_COUNT%のターゲット停止イベントがあります
- クリア状態: クラスタ・データベース: %PARENT_TARGET_NAME%のメンバーのターゲット停止イベントはクリアされています

ユーザー定義のイベント圧縮ポリシー
Enterprise Manager 13cリリース5更新13以降では、ユーザー定義のイベント圧縮ポリシーを作成するオプションを使用できるようになりました。これは、すべてのインシデント作成ルールに適用される独自のポリシーの作成もできるようになったということです。
ノート:
ユーザー定義のイベント圧縮ポリシーを作成、更新または削除するには、エンタープライズ・ルール・セット・リソース権限が必要です。
- 「ポリシーの新規作成」をクリックします。
圧縮ポリシーの作成リージョンが表示されます。
- 「名前」および「説明」を入力します。意味がわかりやすいような名前と説明を定義し、作成するポリシーについて説明します。
ノート:
ポリシー名は一意である(即時利用可能な圧縮ポリシーまたは既存のユーザー定義圧縮ポリシーでは使用されていない名前である)必要があります。次に、圧縮ロジックを定義します。
- インシデント作成の既存のイベント・ルールですでに指定されている条件を圧縮ポリシーに事前移入するかどうかを決めます。「はい」をクリックした場合は、既存のイベント・ルールを選択できるドロップダウン・メニューが表示されます。イベント・ルールを選択すると、これらのイベントの発生時リージョンにそれが移入されます。ここでそれを適用できます。
イベント・ルールから事前移入することに対して「いいえ」をクリックした場合は、このセクションのフィールド(イベント・タイプおよびターゲット・タイプ)を手動で選択できます。
圧縮ロジックを定義するには、既存のイベント・ルールを使用してこのリージョンに事前移入することを選択したかどうかに関係なく、イベント・タイプ、ターゲット・タイプおよびイベント重大度を追加または削除できます。
ノート:
Enterprise Manager 13.5 RU18では、圧縮ロジックに複数のイベント・タイプを定義できるようになりました。たとえば、データベースの停止によって、依存アプリケーションの接続関連メトリック・アラートが発生する場合があります。EMでは、ターゲット可用性イベントおよび生成されるメトリック・アラート・イベントに変換されます。複数イベント・タイプ圧縮を使用すると、これらの異なる関連イベントを1つのインシデントにグループ化できます。 - 適用する圧縮の時間範囲を定義します。たとえば、時間ウィンドウが45分の場合は、複数の関連イベントが45分以内に発生した場合にそれらが1つのインシデントに圧縮されることを意味します。
次に、イベントの圧縮方法を選択する必要があります。これにより、基本的に、圧縮ポリシーの効果が決まります。
- 1つのインシデントに圧縮する基準で、イベント・タイプを選択します。
ノート:
同一祖先ターゲット・タイプを選択すると、手順3で選択したすべてのターゲット・タイプのすべてのイベントが、1つのインシデントに圧縮されます。そのため、グループ・タイプを選択してイベントの圧縮を特定のターゲット・タイプに限定する必要もあります。 - インシデント発生時に表示する、インシデントの「クリア」および「非クリア」のメッセージを定義します。デフォルトでは、このフィールドは、1つのインシデントに圧縮する基準セクションに入力した内容に基づいて事前移入されます。必要に応じてインシデント・メッセージを変更できます。
インシデント・メッセージの形式は次のようになります:
- 非クリア状態:
クラスタ・データベース: %PARENT_TARGET_NAME%のメンバーに%EVENT_COUNT%個のターゲット停止イベントがあります
- クリア状態:
クラスタ・データベース: %PARENT_TARGET_NAME%のメンバーのターゲット停止イベントはクリアされています
他にもインシデント・メッセージで使用できる変数があります。これらの変数は、メッセージ生成時に、対応する属性に置き換えられます。たとえば、イベント圧縮ロジックで変数
%TARGET_NAME%
が使用されていた場合は、それが、インシデントのトリガー時に、そのインシデントが発生したターゲットの名前に置き換えられます。ノート:
1つのインシデントに圧縮する基準の選択内容ごとに、特定の変数のみを使用できます。選択の実行中に適用可能変数が移入される、デフォルト・メッセージを参照することをお薦めします。インシデント・メッセージで使用できる変数は次のとおりです:
変数 定義 %EventType% インシデントをトリガーしたイベントのタイプ。たとえば、メトリック・アラート、ターゲット可用性、高可用性などがあります。 %EVENT_NAME% イベントの性質を表す内部イベント名 %TARGET_NAME% インシデントが作成されたターゲットの名前 %TARGET_TYPE% インシデントが作成されたターゲットのタイプ。たとえば、データベース・インスタンス、WebLogicなどです。 %PARENT_TARGET_NAME% インシデントが作成された親ターゲットの名前。例: クラスタ・データベース(親ターゲット)には、データベース・インスタンスとプラガブル・データベース(子ターゲット)のメンバー・インスタンスがあります %HOST_TARGET% インシデントをトリガーしたターゲットがホストされているターゲット %GENERIC_SYSTEM% 同じ汎用システムのメンバーであるターゲットからのイベントをまとめてグループ化します。例: アプリケーションについて独自のシステムを作成し、特定のシステムを1つの単位として管理するには、このシステムに関連するすべてのイベントをグループ化する必要があります。 %CATEGORY_NAME% カテゴリの名前イベントの機能分類または操作分類。使用可能なカテゴリ: - 使用条件
- ビジネス
- 容量
- 構成
- 診断
- エラー
- フォルト
- ジョブ
- 負荷
- パフォーマンス
- セキュリティ
%EVENT_COUNT% このインシデントに関連付けられているイベントの数
- 非クリア状態:
- ポリシー定義が完了したら、「保存」をクリックします。新しく作成したユーザー定義イベント圧縮ポリシーは、「ドラフト」ステータスでポリシー・リストに表示されます。この場合は、そのユーザー定義イベント圧縮ポリシーを引き続き編集および更新できます。
ノート:
「ドラフト」ステータスである間は、イベント圧縮ポリシー・アナライザを実行することで、この圧縮ポリシーの有効性、およびそれに加えた変更内容をテストできます。詳細は、「イベント圧縮ポリシーを使用する利点の評価」を参照してください。
ユーザー定義のイベント圧縮ポリシーの公開
ポリシーの準備が完了したら、他の管理者がそれを使用できるように、それを公開します。「アクション」メニューから「公開」を選択します。

公開した後は、そのユーザー定義イベント圧縮ポリシーを有効にできるようになります。
公開したユーザー定義イベント圧縮ポリシーの編集
公開したユーザー定義イベント圧縮ポリシーを編集できます。編集する前に、まず、公開した圧縮ポリシーを無効にする必要があります。この圧縮ポリシーを前に有効にしてあった場合、それは、再度有効にするまで非アクティブのままになります。
評価の順序および配置
ポリシーは上から順に評価され、上のほうが優先度が高くなります(「順序」)。評価順序は、ルールに一致するポリシーが実行される順序です。ユーザー定義のイベント圧縮ポリシーの場合、それらは作成時に必ずポリシー・リストの下部に表示されます。ただし、実行リストでのそれらの順序は変更できます。それらは、即時利用可能なポリシーの上または下のどこにでも配置できますが、即時利用可能なポリシーの間に配置することはできません。
イベント圧縮ポリシーを使用する利点の評価
イベント圧縮ポリシーを使用するかどうかを決定する場合は、イベント圧縮分析(Enterprise Manager 13cリリース5更新11以降で使用可能)を実行して、それらを使用する際の有益な影響を確認できます。この分析では、環境からの履歴モニタリング・データを使用して、イベント圧縮ポリシーが過去の選択した期間にイベントおよびインシデントに与える影響を分析します。分析の結果には、指定した時間範囲にインシデントを生成したイベントに対してイベント圧縮ポリシーがどのような影響を及ぼしたかが示されます。
分析の実行
イベント圧縮分析を開始するには:
- 「イベント圧縮ポリシー」ページに移動します(「設定」→「インシデント」→「イベント圧縮ポリシー」)。
- 現在定義しているイベント・ルールに適した目的のイベント圧縮ポリシーを有効にします。
- ページ上部の概要テキストでイベント圧縮分析をクリックします。
イベント圧縮ポリシー・アナライザ・ページが表示されます。
- 新規分析の開始をクリックして、圧縮ポリシー分析定義ダイアログを表示します。
- 「名前」および「説明」: 分析を共有する個人にとって意味のある名前および説明を定義します。
- 「ターゲット・タイプの選択」および「ターゲットの選択」: 圧縮分析を実行するイベントを生成するターゲットのタイプを選択します。ターゲット・タイプを選択したら、ドロップダウン・メニューから使用可能なターゲットを選択できます。
ノート:
イベントを生成する一連の関連ターゲットに対して圧縮分析を実行する場合、グループまたはシステム・ターゲット・タイプのみがサポートされます。 - 時間範囲: 圧縮分析の期間を定義します。デフォルトでは、過去30日間の履歴イベント・データが使用されます。
- 圧縮分析のすべての基準を指定したら、分析の開始をクリックします。その後、分析を開始するジョブが発行されます。分析ページでジョブ進捗の表示を選択すると、ジョブ進捗を表示できます。
分析結果の解釈
分析が完了したら、分析名をクリックします。イベント圧縮ポリシー・アナライザ・ページが表示されます。ここから、イベント圧縮ポリシーを有効にすると、選択した期間に作成されたインシデントの数にどのように影響するかを確認できます。
たとえば、次のイメージでは、過去30日間に52件のイベントが発生しています。圧縮しなければ、52件のインシデントが作成されます。圧縮すると、作成されるインシデントの数は47に削減され、インシデントの数は9%削減されます。「圧縮率」は、各インシデントに対して圧縮されたイベントの平均数を示します。
次のグラフでは、分析サマリーに、選択した分析期間に作成されたインシデントの数とインシデントの削減率を示します。棒は、イベント圧縮ポリシーが使用されるときのインシデント数と、圧縮ポリシーが使用されないときのインシデント数を指定するために色分けされています。

特定の日付におけるイベントおよびインシデントの圧縮方法をさらに分析するには、日付の対応するバーをクリックして、圧縮を視覚的に表示します。このビジュアライゼーションでは、圧縮ポリシーのないインシデントから圧縮ポリシーのあるインシデントにイベントがどのようにマップされるかを確認できます。

マウスのポインタを重ねて各領域(イベント、圧縮ポリシーのあるインシデントまたは圧縮ポリシーのないインシデント)をクリックすると、追加のポップアップで詳細を確認できます。

イベント圧縮ポリシーの使用
-
ルール・レベルの圧縮
次に示すように、イベント・ルールでは、「アクションの追加」ページでインシデント作成時にイベント圧縮ポリシーの使用を有効にできます。
同じイベント・タイプに対して圧縮を使用し続けるには、メイン・ルールセット・ページで「ポリシーが同じルール内でイベントを圧縮できるようにします(ルール・レベル圧縮)」がデフォルト選択されたままにします。
ノート:
インシデントの作成ルールに対するイベント圧縮ポリシーの使用は、Enterprise Manager 13cリリース5更新8以降に作成されたすべての新規イベント・ルールについて自動的に有効になります。Enterprise Manager 13cリリース5更新8 (13.5.0.8)より前に存在していたすべてのイベント・ルールは、そのままの状態を維持し、自動的にイベント圧縮ポリシーが有効になることはありません。そのようなイベント・ルールについては、次に説明する方法を使用してイベント圧縮ポリシーを有効にすることもできます。
-
ルールセット・レベルの圧縮
ルールセット・レベル圧縮は、ルールセット内の複数のルールにわたり機能します。そのため、そのルールセットにある様々なルールに従う複数のイベント・タイプを、単一のインシデントに圧縮できます。
ノート:
そのルールセットを形成するルールで、イベント圧縮ポリシーを使用するインシデントを作成している必要があります。ポリシーでそのルールセット内の複数のルールからの複数のイベント・タイプにわたりイベントを圧縮できるようにするには、「ポリシーがルール・セット内の複数のルールのイベント・タイプにわたってイベントを圧縮できるようにします(ルール・セット・レベル圧縮)」を選択します。
例:
2つのイベント・ルールを定義してあるとします。1つ目のルールは、イベント圧縮ポリシーを使用して、データベース・インスタンスのターゲット可用性イベントについて、インシデントを作成することです。2つ目のルールは、イベント圧縮ポリシーを使用して、データベース・インスタンスのメトリック評価エラー・イベントについて、インシデントを作成することです。これら2つのイベント・ルールのターゲット可用性イベントおよびメトリック評価エラー・イベントの両方を単一のインシデントに圧縮するには、オプション「ポリシーがルール・セット内の複数のルールのイベント・タイプにわたってイベントを圧縮できるようにします(ルール・セット・レベル圧縮)」を選択します。これは、対応するイベント圧縮ポリシーと連携して、データベース・インスタンスのターゲット可用性イベントおよびメトリック評価イベントの両方を1つのインシデントに圧縮します。
- データベース・インスタンスのターゲット可用性イベントの圧縮
- データベース・インスタンスのメトリック評価エラー・イベントの圧縮
インシデント・ルール・ページからのイベント圧縮ポリシーの有効化
異なるルール・セット内の特定のルールに対するイベント圧縮ポリシーは、「インシデント・ルール - すべてのエンタープライズ・ルール」ページから有効化または無効化できます。
Enterprise Managerコンソールから、「設定」クリックして、「インシデント」、「インシデント・ルール」の順に選択します。「インシデント・ルール - すべてのエンタープライズ・ルール」ページが表示されます。
- ルール・セットを選択して、表内の個別のルールをクリックします。
- 「アクション」メニューから、「イベント圧縮の有効化」を選択します。圧縮ポリシーを無効にする場合は、「イベント圧縮の無効化」を選択します。
個別のルール・セットに含まれるルールに対するイベント圧縮ポリシーの有効化
1つのルール・セット内のルールに対してイベント圧縮ポリシーを有効化または無効化することもできます。
Enterprise Managerコンソールから、「設定」クリックして、「インシデント」、「インシデント・ルール」の順に選択します。「インシデント・ルール - すべてのエンタープライズ・ルール」ページが表示されます。
- 表内の個別ルールまたはルール・セットをクリックします。
- メニュー・バーの「編集」をクリックします。「ルール・セットの編集」ページが表示されます。
- 「ルール」リージョンからルールを選択します。
- 「アクション」メニューから、「イベント圧縮の有効化」を選択します。圧縮ポリシーを無効にする場合は、「イベント圧縮の無効化」を選択します。
圧縮イベントが含まれるインシデントのインシデント・マネージャでの表示
インシデント・マネージャUIでは、特定のインシデントについてのイベント圧縮の詳細に直接アクセスできます。
- 「エンタープライズ」メニューから、「モニタリング」、「インシデント・マネージャ」の順に選択します。「インシデント・マネージャ」ダッシュボードが表示されます。
- 複数のイベントが含まれているインシデントを選択します。「インシデントの詳細」が表示され、圧縮されているイベントの数が示されます。
- 「一般」タブで、「イベント」リージョンまで下にスクロールします。このリージョンには、インシデント内のトリガーされたイベントが表示されます。
- 「圧縮基準の表示」をクリックします。「圧縮基準」ダイアログが表示され、1つのインシデントにイベントをグループ化するために使用する圧縮基準が示されます。
- 「OK」をクリックし、ダイアログを閉じます。
- 「イベント」タブをクリックして、インシデントの圧縮イベントの詳細を表示します。
次の操作を実行できます。
- インシデントに含まれるイベント順序のすべてのイベントの表示。現在の順序でイベントを表示するか、イベント順序の完全な履歴を表示するかの選択ができます。
- 最新のイベントのみの表示。
イベント圧縮ポリシーのインポートまたはエクスポート
ユーザー定義圧縮ポリシーでのインポート/エクスポート機能を使用すると、ユーザーは、ユーザーが作成した圧縮ポリシーをエクスポートでき、その場合はポリシー詳細がjson
ファイルとしてエクスポートされます。同様に、圧縮ポリシーをインポートすることで圧縮ポリシーを作成することもでき、その場合は、インポートするファイルがjson
形式である必要があります。
json
ファイルから圧縮ポリシーをインポートするには:
-
表の右上にあるポリシーのインポートボタンをクリックします。
-
ダイアログ・ボックスでファイルを選択するかドロップします。
-
インポート・ステータスを確認します。
- 「インポート・ステータス」が「正常にインポートされました」になっている場合は、「インポート」をクリックします。
圧縮ポリシーをjson
ファイルにエクスポートするには:
-
エクスポートするポリシーの、ドロップダウンの「アクション」メニューを開き、「エクスポート」をクリックします。
-
ファイル名を入力し、「OK」をクリックします。
-
ポリシーが正常にエクスポートされると、確認ポップアップが表示されます。