管理グループの概要
管理グループは、設定またはコンプライアンス標準のモニタリングなどの管理設定アプリケーションの自動化により、Enterprise Managerで管理するターゲットの設定プロセスを非常にシンプルにします。通常、この設定は、個々のターゲットに手動で、またはカスタム・スクリプトを使用して半自動で適用します。しかし、管理グループを定義することにより、Enterprise Managerで特定のターゲット・プロパティを使用してターゲットが適切な管理グループに振り分けられ、必要とされるモニタリングおよび管理設定が自動的に適用されます。このレベルの自動化により、ターゲットの設定プロセスがシンプルになり、新規ターゲットがEnterprise Managerの管理下に追加されたときのデータセンターの拡張も簡単になります。
管理グループは、グループへの加入時に、モニタリングおよびその他の管理設定の適用を完全に自動化するために使用される特別なタイプのグループです。ターゲットがグループに追加されるときに、Enterprise Managerにより、モニタリング・テンプレート、コンプライアンス標準およびEnterprise Managerポリシーからなるテンプレート・コレクションを使用してその設定が適用されます。これにより、管理者の仲介は完全に必要なくなります。
管理グループとテンプレート・コレクションの使用について、ビデオの第1部を見るには、ここをクリックします。
管理グループとテンプレート・コレクションの使用について、ビデオの第2部を見るには、ここをクリックします。