イベント・コネクタへのイベント送信
タスク
コネクタを使用して、イベント情報をEnterprise ManagerからIBM Tivoli Netcool/OMNIbusに送信します。それには、IBM Tivoli Netcool/OMNIbus Connectorコネクタを起動するインシデント・ルールを作成する必要があります。
ユーザー・ロール
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システム管理者
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ITオペレータ
前提条件
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ユーザーには、「エンタープライズ・ルール・セットの作成」リソース権限と、少なくともイベントがNetcool/OMNIbusに転送されるターゲットに対する「表示」権限が必要です。
詳細は、「通知用のメール・サーバーの設定」を参照してください。
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IBM Tivoli Netcool/OMNIbusコネクタがインストール済で構成されている必要があります。
詳細は、Oracle® Enterprise Manager IBM Tivoli Netcool/OMNIbus Connectorのインストレーションおよび構成ガイドを参照してください。
次の手順を実行します。
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「設定」メニューで「インシデント」、「インシデント・ルール」の順に選択します。
「インシデント・ルール - すべてのエンタープライズ・ルール」ページが表示されます。
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「ルール・セットの作成」をクリックします。
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ルール・セットの名前および説明を入力します。
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「ターゲット」タブで、「ルール・セット所有者が表示できるすべてのターゲットです。」を選択します。
ノート:
この例のすべてのターゲットにルール・セットを適用するように選択しましたが、特定のターゲットまたはグループにのみ適用することもできます。
そのためには、次を実行します。
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「ターゲット」タブから、「特定のターゲット」を選択します。
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「追加」ドロップダウン・メニューから、「グループ」または「ターゲット」を選択します。
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「追加」をクリックします。ターゲットの選択ダイアログが表示されます。
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ターゲット/グループの名前を検索するか、表から1つ選択します。
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対象のターゲット/グループを選択したら、「選択」をクリックします。ダイアログが閉じ、「特定のターゲット」リストにターゲットが表示されます。
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「ルール」タブで「作成」をクリックします。「作成するルールのタイプを選択」ダイアログが表示されます。
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「受信イベントおよびイベントの更新」を選択し、「続行」をクリックします。
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「イベント」ページで、ルールのアクションの基礎となるイベントの基準を設定します。この場合、ドロップダウン・リストから「メトリック・アラート」を選択します。
「次」をクリックします。
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「タイプ メトリック・アラートの特定のイベント」オプションを選択します。メトリック選択領域が表示されます。
この例では、CPU使用率が定義した「クリティカル」しきい値を大幅に超えた場合にのみ通知を送信します。
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ドロップダウン・リストから重大度「クリティカル」を選択します。
「OK」をクリックします。
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「次」をクリックします。アクションの追加ページが表示されます。
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「追加」をクリックします。条件付きアクションの追加ページが表示されます。
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「イベント・コネクタに転送」セクションにリストされている1つ以上のコネクタ・インスタンスを選択し、「>」ボタンをクリックして、コネクタを「選択したコネクタ」リストに追加してから、「続行」をクリックします。「アクションの追加」ページが再度表示され、新しい処理がリストされます。
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「次」をクリックします。「名前と説明の指定」ページが表示されます。
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ルールの名前と説明を入力し、「次」をクリックします。確認ページが表示されます。
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すべて正しく表示されたら、「続行」をクリックします。
ルールが正しいルール・セットに追加されたことを示す情報ポップアップが表示されます。新しく追加されたルールは、「保存」ボタンをクリックするまで保存されないことも示されます。
必要に応じて、「戻る」をクリックしてルールを修正することもできます。
これまでに実施したこと:
ここまでで、メトリック・アラートが発生したときにIBM Tivoli Netcool/OMNIbus Connectorコネクタを起動するルールを作成しました。
次のステップ