ターゲットでサポートされている様々な操作に最適なアクセス・ポイント・インプリメンタ(およびその履歴)の表示
Enterprise Managerでは、アクセス・ポイントの機能が表形式で表示されるのみでなく、特定のメトリックまたはアクションに対してベスト・インプリメンタ(つまり、最もふさわしい)とみなされたアクセス・ポイントが強調表示されます。
アクセス・ポイントは通信のチャネルであり、これを使用して、ソフトウェアまたはハードウェア・デプロイメントをEnterprise Managerでモニタリングできます。これらはアップロード・ポイントであり、これを介してデータが収集され、Oracle Management Serviceにアップロードされます。アクセス・ポイントには、メトリック・データを収集する機能、またはターゲットにアクションを実行する機能のいずれかを設定でき、2つ以上のアクセス・ポイントにそれらの機能を重複して設定できる場合もあります。特定のメトリックやアクションに最も適している場合、そのアクセス・ポイントを最適なインプリメンタと呼びます。
最適なインプリメンタは、ターゲットの機能マップを変更するイベントが発生したときに決定されます。ターゲットの機能マップに影響を与えるイベントには、停止中のエージェント、停止中または破損しているアクセス・ポイント、異なる優先度をレポートしているアクセス・ポイントの機能メトリック、および新機能または削除された機能をレポートしている機能メトリックが含まれます。そのため、ベスト・インプリメンタとして定義されているアクセス・ポイントをそのメトリックの収集に使用できないときは、Enterprise Managerによって次のベスト・インプリメンタに自動的に切り換えられて、同じメトリック・データが収集されます。
マルチアクセス・ポイント・ターゲットに最適なアクセス・ポイント・インプリメンタを表示するには、次のステップに従います。
- 「ターゲット」メニューから「すべてのターゲット」を選択します。
- すべてのターゲット・ページで、マルチアクセス・ポイント・ターゲット(たとえば、システム・インフラストラクチャ・サーバー、システム・インフラストラクチャ・スイッチなど)を選択します。
- ホームページのターゲット固有のメニューから、「モニタリング」、「アクセス・ポイント - 現行の機能マップ」の順に選択します。
- アクセス・ポイント - 現在の機能マップ・ページには、アクセス・ポイントのリストとそれぞれの機能が表示されます。「ベスト・インプリメンタのみ表示」を選択します。リストをさらにフィルタし、最適なインプリメンタの履歴を表示するには、開始日付と終了日付を選択し、「検索」をクリックします。