2 Enterprise Manager 24aiリリース1へのアップグレードのスタート・ガイド
この章では、Enterprise Manager 24aiリリース1にアップグレードするプロセスの概要について説明します。
この章の具体的な内容は次のとおりです。
重要:
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Enterprise Manager 24aiリリース1用にサポートされているOracle Management Service (OMS)のリリースは、13cリリース5です。このため、以前のリリースのOMSがある場合は、それを13cリリース5にアップグレードしてから、24aiリリース1にアップグレードする必要があります。
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Enterprise Manager 24aiリリース1用にサポートされているOracle Management Agent (管理エージェント)のリリースは、13cリリース5です。したがって、旧リリースの管理エージェントがある場合は、24aiリリース1にOMSをアップグレードする前に、Enterprise Managerコンソールからエージェント・アップグレード・コンソールを使用して必ず管理エージェントを13cリリース5にアップグレードしてください。
単一OMSまたは複数OMSの非HA環境での24aiリリース1へのアップグレード
単一OMSまたは複数OMSの非HA (非高可用性)環境でEnterprise Manager 24aiリリース1にアップグレードするには、次のステップに従います:
[オプション] アップグレードの準備をします。アップグレード・プロセスを十分に把握し、影響を理解し、アップグレードに関連する重要事項を確認します。
アップグレードに関連する事項 | アップグレードに関連する事項 | アップグレードに関連する事項 |
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OMS、リポジトリ、中央エージェントおよびプラグインのアップグレード
Enterprise Managerシステムのアップグレードは3ステップ・プロセスで、まず前提条件を満たし、次にインストーラを実行してOMS、リポジトリ、中央エージェントおよびプラグインをアップグレードした後、アップグレード後タスクを実行する必要があります。
インストーラでは、アップグレード・プロセスを順に示し、OMSのみならず、リポジトリ、中央エージェントおよび既存のプラグインをアップグレードします。既存のプラグインのアップグレードに加えて、必要な新しいプラグインを追加でデプロイすることもできます。
ステップ1: 前提条件を満たす
アップグレードを開始する前に、環境がアップグレードできる状態になるように、アップグレードの前提条件を満たします。
前提条件 | 前提条件 | 前提条件 |
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ステップ2: OMS、リポジトリおよびプラグインのアップグレード
インストーラを実行し、アップグレード・オプションを選択してEnterprise Managerシステムをアップグレードします。
OMSおよび管理リポジトリをアップグレードする方法は様々ですが、インストーラを使用したグラフィカル・モード、レスポンス・ファイルを使用したサイレント・モード、インストーラまたはレスポンス・ファイルを使用したソフトウェアのみのアップグレードがあります。
推奨される方法は、インストーラを使用してグラフィカル・モードでソフトウェアのみをアップグレードすることです。詳細は、ソフトウェアのみをプラグインとともにアップグレードして後で構成を参照してください。
アップグレード・ステップ | アップグレード・ステップ | アップグレード・ステップ |
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ステップ1: Enterprise Managerインストーラのグラフィック・モードでの起動 ステップ2: インストール・タイプの選択 ステップ3: 最新のソフトウェア更新の適用 ステップ4: 前提条件チェックの実行および環境の検証 ステップ5: ミドルウェア・ホームの構成およびホスト名の検証 |
ステップ6: データベース接続の詳細の指定 ステップ7:データベース・ユーザーの詳細の指定 ステップ8: データベースの前提条件の確認 ステップ9: 実オブジェクト化の詳細の確認 |
ステップ11: 追加のプラグインのデプロイ ステップ12: 既存のWebLogic Serverドメインの拡張 ステップ13: アップグレードの詳細の確認 ステップ14: アップグレードの進捗のモニタリング ステップ15: アップグレードの終了 ステップ16: 追加のOMSインスタンスのアップグレード ステップ17: 管理エージェントのアップグレード |
ステップ3: 中央エージェントのアップグレード
ノート:
Enterprise Manager 24aiリリース1以降、中央エージェントはOMSアップグレード・プロセス中にアップグレードされます。ステップ4: アップグレード後タスクの実行
アップグレード後タスクを実行して、アップグレードが成功したことを確認します。
アップグレード後のタスク | アップグレード後のタスク | アップグレード後のタスク |
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スタンドアロン・エージェントのアップグレード
アップグレードは、スタンドアロン・エージェントをすべてアップグレードして初めて完了します。スタンドアロン・エージェントのアップグレードは3ステップ・プロセスで、まずエージェント・アップグレード・コンソールを使用してスタンドアロン・エージェントのいずれかをアップグレードし、次にそのスタンドアロン・エージェントからゴールド・イメージを作成した後、そのゴールド・イメージを使用して残りのスタンドアロン・エージェントをアップグレードする必要があります。
ステップ1: スタンドアロン・エージェントのアップグレード
前提条件として、まず、スタンドアロン・エージェントのいずれかをアップグレードします。
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エージェント・アップグレード・コンソールまたはEM CLIを使用した24aiリリース1へのスタンドアロン管理エージェントのアップグレードの前提条件
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エージェント・アップグレード・コンソールまたはEM CLIを使用した24aiリリース1へのスタンドアロン管理エージェントのアップグレード後
ステップ2: エージェント・ゴールド・イメージの作成
エージェント・ゴールド・イメージおよびイメージ・バージョンを作成します。それを現行バージョンに設定し、スタンドアロン・エージェントをそのバージョンにサブスクライブします。
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「ゴールド・エージェント・イメージ」ホームページを使用して特定のエージェント・ゴールド・イメージ・バージョンを現行バージョンとして設定
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「ゴールド・エージェント・イメージ」ホームページを使用したエージェント・ゴールド・イメージへの管理エージェントのサブスクライブ
ステップ3: スタンドアロン・エージェントの更新
エージェント・ゴールド・イメージを使用して、その他すべてのスタンドアロン・エージェントを更新します。
「ゴールド・エージェント・イメージ」ホームページを使用したエージェント・ゴールド・イメージ・バージョンによるスタンドアロン管理エージェントの更新
HA環境(記憶域レプリケーションを使用してスタンバイOMSが作成されるプライマリおよびスタンバイOMSインスタンス)での24aiリリース1へのアップグレード
記憶域レプリケーションを使用してスタンバイOMSを作成する際に、プライマリおよびスタンバイOMSインスタンスをアップグレードするには、次のステップに従います。
- プライマリEnterprise Managerサイト、OMSおよび管理エージェントの両方をアップグレードします。アップグレード・プロセス時にプライマリOMSが停止するため、停止時間が発生します。詳細は、「単一OMSまたは複数OMSの非HA環境での24aiリリース1へのアップグレード」を参照してください。
- スタンバイ・ストレージ・サーバー上の新しいミドルウェア・ホームを確認します。新しいミドルウェア・ホームもスタンバイ・ストレージ・サーバーにレプリケートされていることを確認するために、システム管理者に連絡をします。
ノート:
この手順の一部としてスタンバイOMSを削除する必要はありません。