IORMプランの絞込み
表データとチャートの両方からの分析を組み合せることで、Exadataシステムで実行されているデータベースのI/O使用率を包括的に把握できます。I/O割当てを変更する必要があると判断された場合は、次のいずれかの方法で実行できます:
- ストレージ・サーバーでのIORMプランの変更: I/O使用率の履歴チャート内のすべてのデータベースが範囲を表示しながら積み上げられており、ストレージ・サーバーに十分なヘッドルームがあることを示している場合は、関連するデータベースのI/O制限を増やしたり、I/O共有の数を増やすことができます。これを行うには、Database MachineのIORM管理ページに移動し、IORMプランを編集します。その後、Oracle Enterprise Managerは、このIORMプランをExadataシステム内のすべてのストレージ・サーバーに伝播します。
- ルートPDBからのCDBプランの再構成: 「CDBプランの作成」を参照してください。
すべてのデータベースがほとんどの時間I/O制限に近い状態で実行されている場合、または同じ時間枠にピーク使用率に達している場合は、次のような考えられる解決策が複数あり、実現可能性に応じて検討できます:
- Exadataシステムのストレージ・サーバーの数を増やします。
- 追加のVMをプロビジョニングし、追加のクラスタを作成し、データベースを別のクラスタに移動します。
- PDBを別のCDBに移動します。
- データベースを別のExadataシステムに移動します。