3 ジョブの作成、編集および削除
この章では、Enterprise ManagerでJBoss EAP用のジョブを作成および編集する方法について説明します。
ジョブを作成および編集するには、次のステップを実行します。
- Enterprise Manager Cloud Control 13cで、「エンタープライズ」、「ジョブ」、「アクティビティ」の順にクリックします。
- 「ジョブ・アクティビティ」ページで、「ジョブの作成」メニューからジョブ・タイプを選択し、「実行」をクリックします。
次のいずれか1つを選択します:
- JBossのステータス
- JBossのリロード
- JBossの再起動
- JBossの再起動(CLI)
ノート:
JBossの再起動とJBossの再起動(CLI)の違いは、次のとおりです:- JBossの再起動では、JMXを使用して再起動コマンドがJBossに送信されます。これは、ただちにサーバーをシャットダウンするため、危険であるとも考えられます。これは、JBossをただちに停止しても問題がないことが確実な場合のみ使用してください。
- JBossの再起動(CLI)は、JBossの再起動より安全な方法ですが、Oracle Management AgentがJBossと同じホストにある必要があります。
- 「<Job Type>の作成」ページの「一般」タブで、ジョブの名前を指定し、個々のターゲットまたは1つの複合ターゲット(グループなど)を追加します。
- ノート: ジョブを編集する場合は、ジョブ名および選択したターゲットを変更します。
- 「<Job Type>の作成」ページの「パラメータ」タブで、「オプション」メニューから、ジョブの開始時の動作として適切なオプションを選択します。
次の表で示している、いずれかのオプションを選択できます。
ジョブ・パラメータのオプション
ジョブ・タイプ 使用可能なオプション JBossのステータス SSLの使用 – SSL接続を使用している場合は'y'を入力します JBossのリロード SSLの使用 – SSL接続を使用している場合は'y'を入力します JBossの再起動 SSLの使用 – SSL接続を使用している場合は'y'を入力します JBossの再起動(CLI) jboss-cli.sh
またはjboss-cli.bat
への完全修飾パス – これにより、このプラグインに、CLIをコールするためのアクセスが提供されます。jboss-cli.sh
またはjboss-cli.bat
のコール時に渡すオプションの引数 – これらは、Jbossの再起動時に指定する必要がある追加引数です。 - 「<Job Type>ジョブの作成」ページの「資格証明」タブで、資格証明についての適切なオプションを選択します。
すでに設定されている優先資格証明を使用することも、新しい資格証明で優先資格証明を置き換えることもできます。どちらの場合も、エージェント・ホストに対して資格証明を指定する必要があります。
優先資格証明を設定するには、Cloud Controlコンソールの右上隅にある「プリファレンス」をクリックします。左側の垂直ナビゲーション・バーから、「優先資格証明」をクリックします。Cloud Controlによって「優先資格証明」ページが表示されます。このページで、優先資格証明を設定できます。 - 「<Job Type>ジョブの作成」ページの「スケジュール」タブで、ジョブをスケジュールします。
- 「<Job Type>ジョブの作成」ページの「アクセス」タブで、このジョブに対する他のユーザーのアクセス権を定義または変更します。
- 「発行」をクリックしてジョブを作成します。