6.5 エージェント・パラメータ - 一般
このトピックでは、Oracle GoldenGate Veridataエージェントの構成可能な次のパラメータについて定義します。
- compare.xmldatatype.format
- coos.batch.fetch
- database.characterSet
- database.transaction.isolation
- pool.checkInterval
- pool.maxIdle
- pool.maxSize
- pool.maxIdleTime
- pool.maxStatements
- server.port
- rowscn
- zlib.buffer.flush.size
親トピック: 管理
6.5.1 compare.xmldatatype.format
INDENT/NO INDENT
機能を使用するには、compare.xmldatatype.format
をtrue
またはfalse
に更新します。デフォルトでは、比較はINDENT
で実行されます。NO INDENT
を選択するには、compare.xmldatatype.format=false
を設定します。
ノート:
compare.xmldatatype.format
パラメータは、Oracle Agent専用です。
構文
compare.xmldatatype.format=true
デフォルト
true
親トピック: エージェント・パラメータ - 一般
6.5.3 database.characterSet
database.characterSet
パラメータは、比較のソース・データベースの文字をオーバーライドするために使用されます。
このパラメータ値は、文字データ(CHAR、VARCHAR2、CLOBおよびLONG)のエンコードに使用される文字セットの名前である必要があります。
このパラメータは、ターゲット・データベースのReplicatパラメータ・ファイルのSOURCECHARSET OVERRIDE
と一致する必要があります。
これは、Oracleデータベースでのみサポートされています。
親トピック: エージェント・パラメータ - 一般
6.5.4 database.transaction.isolation
database.transaction.isolation
プロパティは、初期比較時に使用されるトランザクション分離レベルを制御します。
Sybase、DB2、SQL ServerおよびTeradataのデフォルト値は、READ_UNCOMMITTED
です。
READ_COMMITTED
のみです。
前述のSQL Serverバージョン2005では、値SNAPSHOT
もサポートされています。この値を指定する場合、データベースでALLOW_SNAPSHOT_ISOLATION
が有効になっている必要があります。
READ_COMMITTED
トランザクション分離レベルが使用されます。
デフォルト値
database.transaction.isolation=READ_UNCOMMITTED
親トピック: エージェント・パラメータ - 一般
6.5.5 pool.checkInterval
アイドル状態の接続のタイムアウトをチェックする時間間隔。
デフォルト値
1/4th of pool.maxIdleTime
親トピック: エージェント・パラメータ - 一般
6.5.7 pool.maxSize
Veridataによって保持されるデータベース接続プール。このプールが保持するデータベース接続の最大数を定義します。各ユーザーに対して、およびコンテナDBの場合は各PDBに対して、Veridataによって維持される個別のプールがあります。
デフォルト値
20
親トピック: エージェント・パラメータ - 一般
6.5.10 server.port
server.port
プロパティは、Oracle GoldenGate Veridataエージェントが接続リクエストをリスニングするポートです。
構文
server.port=Port Number
たとえば:server.port=7862
親トピック: エージェント・パラメータ - 一般
6.5.11 rowscn
ノート:
このプロパティは、デルタの有無にかかわらず機能します。ただし、デルタを有効にする場合は、Oracle表のデフォルトのデルタ列であるORA_ROWSCN
がデルタ列として使用されるようにします。
構文
rowscn=<scn number>
デフォルト値
なし
親トピック: エージェント・パラメータ - 一般
6.5.12 zlib.buffer.flush.size
zlib.buffer.flush.size
プロパティは、extra flush()
コールを判断するために使用されます。
エージェントがハング状態で、エージェント・プロセスのCPU使用率が約100%の場合、値を小さい値(700000
など)に減らします。
この値は、10000
から2000000
にする必要があります。
デフォルト値
1000000
親トピック: エージェント・パラメータ - 一般