2.10 Spatial Studioメタデータ・スキーマの移動

Spatial Studioメタデータ・スキーマは、あるデータベースから別のデータベースに移動できます。

次の項のステップを実行して、Spatial Studioメタデータ・スキーマを別のデータベースに移動します:

2.10.1 メタデータ表の移動またはコピー

まず、次のメタデータ表を現在のデータベースから新しいデータベースに移動またはコピーする必要があります。

SGTECH_SYS_TYPE
SGTECH_SYS_JSON_SCHEMA
SGTECH_OBJECT
SGTECH_OBJECT_RESOURCE
SGTECH_TASK_QUEUE
SGTECH_TASK_BROKER
SGTECH_REPOCHANGELOG
SGTECH_REPOCHANGELOG_LOCK
次のいずれかの方法を使用して、前述のSpatial Studioメタデータ表を移動またはコピーできます:
  • Oracle Data Pumpを使用して、メタデータ・スキーマ・オブジェクトを別のデータベースに転送します。詳細は、『Oracle Databaseユーティリティ』Oracle Data Pumpを参照してください。
  • メタデータ・スキーマ・オブジェクトを新しいデータベースに手動でコピーします。Oracle SQL Developerのデータベース・コピー機能は、このオプションに役立ちます。詳細は、『Oracle SQL Developerユーザーズ・ガイド』データベース・コピーを参照してください。

    手動でコピーする場合は、前述のリストに示す順番でメタデータをコピーする必要があります

2.10.2 再配置されたメタデータ・スキーマへのSpatial Studioの接続

「メタデータ表の移動またはコピー」の後、次のステップを実行して、既存のSpatial Studioインスタンスを新しく再配置されたメタデータ・スキーマに再接続します。
  1. Spatial Studio構成ファイル(~/.sgtech/sgtech_config.json)の名前をsgtech_config.backupに変更します。
  2. Spatial Studioを起動します。
    これにより、新しいSpatial Studio構成ファイルが生成されます(デフォルトの場所は~/.sgtech/sgtech_config.jsonです)。
  3. 新しい構成ファイルが生成されたことを確認した後、Spatial Studioを停止します。
  4. sgtech_config.backupを開き、タグmaster_seedの値をコピーして貼り付け、この値を新しい構成ファイルで置き換えます。
  5. Spatial Studioを起動します。
  6. Spatial Studioにログインし、新しいデータベースのメタデータ・スキーマの資格証明を指定します。